2009年10月11日

目を見開く1日目。

行動療法学会/認知療法学会初日。
年に一度のワークショップめぐり。

午前・午後・夜の3コマ。各3時間。
ずしり。


[午前]
前頭前野の部位別機能強化による認知行動療法の効果増強の可能性
(早稲田大学:熊野宏明)

[午後]
治療のプロセスをアセスメントする方法
(広島大学:杉浦義典)

[夜]
障害のある子どもの親に対するペアレント・トレーニング入門
;プログラムの実際のその運用
(鳥取大学:井上雅彦)




さて、感想を言う前に言っておくッ!
おれは今日これらのワークショップをみっちみちにだが体験した
い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

『おれは“臨床”について勉強をするためのWSを申し込んだ思ったら
“mindfullnessとアナログ研究/脳画像研究”を学んでいた』

な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれもどうしてこうなったのかわからなかった…

頭がどうにかなりそうだった(刺激的で)

PFC機能だとかトランスレーショナル・リサーチだとか
そんな個々別々の知識なんてもんじゃあ 断じてねぇ

もっとオモチロソウな研究-実践の片鱗を味わったぜ



いろいろと実に刺激的。
回避気味だった『距離を置く/メタ認知』だとか
ボンヤリだった『脳を扱うこと』のオモチロサとか方向性を色々と知れる。



まさに目を見開く機会だらけでした。



さぁ…明日は宮内庁御用達弁当だ…

2009年10月10日

学会前哨戦?

明日から始まる行動療法学会/認知療法学会ですが、
今日はその前哨戦。

児童青年認知行動療法研究会という勉強会に行く予定。
というか今から出発します。

毎回行くと研究モードにさせてもらったり、
臨床モードにさせてもらったりと非常に刺激は多め。
来年のWCBCTに行く人探しを含めて、まったりと勉強してこようかと。

もちろん道中では明日以降の学会発表のポスターを作るんですが。
あー、尺度作成のポスターのポイントがよく分からん…

2009年9月30日

意味はないが気持ちだけはある

「ぬもぬも!ぬもぬも!ぬもぬも!」


だめだ!だめだ!だめだ!手ぬるい!もっと!もっとだ!
粘性を帯びすぎている!ゲル状のままではダメだ!
飛び立て!


「んいんい!んいんい!んいんい!」


おお伸びてきた伸びてきた!
でももっと複雑だった!色で言うとモスグリーンとだいだい色の渦!
ウルトラQの表紙的な感じで!


「おぎゃごろん!おぎゃごろん!おぎゃごろん!」


そうそう、こんな感じで悲しかったり落胆的やるせなさ!
回転か?転げ落ちる感じか?
あとは紫!ナス的成分も含んでたよ!あとは転がりきった先の崖から!
跳べ!翔べ!飛び立て!
















「ぬもぬも!ぬもぬも!ぬもぬも!」


だめだ、カフェイン!誰かカフェインをくれ!

2009年9月29日

地位の低さ故かパーソナリティか

後期初日ということなのか、
最も『したっぱー』だからなのか…


講義を行う教室が、
直前になって割り振られていなかったことが判明。


やや凹む。


幸いなことに?
すぐに代わりの教室を設定してもらい、生徒さん方と共に移動。
わっせわっせ。

…90人収容の『大講義室』にレベルアップ!

階段教室から『見下ろされる』スタイルに思わずアガる。
奥の方まで顔が見えるのはイイ感じですが、
次回はマイクを使わないと声が枯れてしまう…


次回はまた違う教室らしいが、ようやく座席と名前が一致してたのに…
位置から覚え直しです。

2009年9月28日

いわゆる後期で

すっかり体感時間が違う感じですが、
明日から『後期』。

レジュメをポチポチ作りながら気がつく。



後期

週1外勤が再開

あれ?…ということは近辺での調査も再開じゃね?

準備!!



良くも悪くも慣れたデータ収集だけに油断。うかつ。



プログラムの動作確認をしたり、エラーチェックをしたり、
レジストリを掃除したり、入力済データを移動したり…



レジュメ作りを先延ばしし、ここまで実行して、
9月最初は挨拶だけの約束だったことを手帳で確認する。


(チクショウ)


とりあえず明日はご挨拶と次の評判良い系の調査をお願いしようか。
倫理の書類を出してからだと10月か。
10月に調査…いろいろと身の置き場を考えさせられます

2009年9月15日

ここで困っちゃったんですよ…等々

本日のゼミ発表での過ち。
ライフイベンツな過ちは明日に直面化。


・なぜかゼミ指導なのにWSモードで語る。
・数え切れないぐらい噛む。
・Anxietyな人の結果について全く逆の話をしてしまう。
・途中で「えっと青い方のやつ」とか言っちゃう。
・引用文献を付け忘れる。


WSモードだとどうも『丁寧』になってしまう。
なぜ卒論生とアイコンタクトしながら発表していたのだろうか…
非常に何人かがよく反応してくれていた。
感想とか聞きたかったが、お師匠様への懺悔timeのため不可能。

ちなみに師匠筋の先生とはやや緊迫した空気が流れたが、
アイコンタクトというよりもウニ投げあい。最終的にはウニをお互いに食す。



問題は…意外と整理しながら話せたことだ。
なにやら妙な…悩みの自己開示みたいな発表だったのに、
どうしてだろうか。

2009年9月14日

ワンクリックが命取り

『読めや!』と彼奴に蹴られる。

訴えたら勝てるだろうか…と
憂鬱なようで実は確信犯的に準備を怠るゼミ発表を前に
無駄な思考をしたりしなかったり。


訴えない。
なぜなら俺が悪いからだ。


件名と発信者と最初の2行だけで判断し、
彼奴のメールを無視。あまつさえ削除。

『俺やで!俺俺』という文字列を認知した瞬間、
なぜかそのメールを読まずに削除。
手早すぎる。


読まずに食べたと謳われる白ヤギさんもさぞ驚かれるだろう。
今後は気をつけようという戒め。


そういえば昔、研究室の上役のメールアドレスを
迷惑メールに指定していて連絡が取れなくなったことがあった。
こちらは確信犯ではない、はず。

今考えると実に恐ろしい。

『若くないやろ?ん?』と
日本心理学会の事務局より確認を求められる。


会費の若年割引はもう受けられぬ模様。
何となくだが、年齢でサバを読んでいたことを指摘されてしまったようで
気恥ずかしい。

2009年9月13日

にらめっこする×5416列

このごろ御一人様にならない。
M1の方に深夜の主を譲る日々。

そんな中で全く興味本位で近づいて、
「えらいめ」に合っている研究をまとめまとめ。


qualitativeな部分に、
quantitativeな裏づけをという「当たり前」のお話。
今段階は後者強め。


□『列』の合計が5000強のSPSSファイルが重すぎて開かない
□そういやどっかが分析しないデータだったような…
□あれ?この仮説はどの分析から…?
□うーんと、ここではχ2分析?それともANOVA?


ある流派で中心になっている仮説生成と検証のやり方と、
別の流派で中心となっている仮説生成と検証のやり方を重ねようとしたら、
死ぬほど大変だったでござるの巻


そんな「当たり前」さが面白くて、某『エライ人』のこの研究に
混ざっているのだが、『エライ人』があまり手伝ってくれない(作業的な部分で



にらめ!にらもうぞ!
俺と一緒にSPSSとかローデータをにらもうではないか!

にらまずにこぎれいにまとめられた図表だけでオモチロサが感じられようか?
いやない…とも言い切れないが、ちょっとにらんだ方が達成感というか、
感慨みたいなのが湧いたり沸かなかったり…しないかな?



チクショウ

2009年9月10日

ウニを仕込め!





グサリ(原作ではブシャーと流血)





眠れぬ夜のお供、
ムダヅモ無き改革2巻より。
S-マインではだめ。ブシャーって血が出る。
しかも神経毒が仕込んであるらしい。再起不能。


針…棘…ハッ!!
ウニ…ウニではどうだろうか?
毒のない、でも痛そうなアイツ!


「彼我の差万歳!
 我等は互いにウニを掌に仕込んで握手をしようではないか!」


変態だ。間違いなく。
握手後のコメント。


①相手が自分のウニに気づかない
『…(ちゃんとチクチクしてると思うんだけど…勘違いかな?)』
刺さりもしない。
自分の熱意が伝わらなかった。相手がかわした可能性も。

②相手の掌にウニを感じない。
『…ッチ』
自分のウニが相手に刺さっただけ。
相手には意見がない。もしくは教えてもらえなかった。

③相手のウニを自分のウニが潰す。
『殺ってもうた!!』/『…任務完了』
アクシデンタルに相手の興味関心を否定しつたり、
意図的に同じ興味関心を持つ相手を撃滅してみたり。
どっちにせよ以後避けられるようになる。

④相手のウニによって自分のウニが潰される。

⑤両者チクチクとお互いのウニを知覚し、交換して食す。



何を書いているかわからなくなったので帰ることに。
いや消そう。いずれ。

2009年9月8日

"公明正大な美女"に翻弄される

というが自縄自縛。
え?美女の前で縛られてるの、俺?
やぶさかでなくない。

【先月~昨日まで】
・ログインできない
・「オマエが借金を返さないから悪い」というデマに踊らされる。
・実はパスワードを間違いすぎてログインできなかっただけ。
・ログインできるようにしてもらう
・よく考えたらパスワードを覚えていない
・パスワードを初期に戻す
・あれ?学会、終わってね?(出張届)

【以下、今日】
・手遅れかと思った出張届が大丈夫かも疑惑
・と思ったら宿泊先の明細がない
・家捜し←イマココ

無念。

2009年9月7日

何を、どう、誰に、伝えたいのだろうか。

日本行動療法学会/日本認知療法学会の大会が10月にある。
なんだかんだでメインの学会。
前日にある勉強会にも出よう(飲み会的な意味で)と思っていた矢先。



何だかなぁな気分になる。



今日、隣の席の同期からももらったが、
リーフレットみたいなのが実は俺にも届いていた。








(゚д゚ )…全国民…総力の…結集…






後輩には『某政党みたい』と言われましたが、
どこかそんな、『メッセージ性の強い』フインキがするんだと思う。

過去の大会もこうだったっけと調べてみる。
自分が参加した会だけですが。無駄time。

行動療法学会
2005年(広島大学)人間科学としての行動療法の展開
2006年(東邦大学)行動療法の先端性と一般性
2007年(兵庫教育大学/早稲田大学)教育・福祉・健康分野への進展
2008年(北海道医療大学)サイコセラピーの融合とより良き社会的貢献を目指して

認知療法学会
2007年(東邦大学)認知療法の多様性を探る
2008年(東京大学)認知療法の科学的方法論の発展

※2008年は同時開催

ふむ。
今回のような『メッセージ性』は薄く感じる。
むしろ自然?



めったに見ない大会HPを読んで背景を知る。

我が国では、10年連続で自殺者が年間3万人を超えるなど、最悪のメンタルヘルスの状態が続いております。認知行動療法は、世界的なエビデンスの集積により、ほとんどの精神障害で、薬物療法と肩を並べる治療の選択肢となってまいりました。今こそ、治療効果のある、認知行動療法の全国民への提供が急務であります。

こうした社会的背景から、大会テーマについては両学会の共通のテーマとして「認知行動療法を全国民に提供するために、総力の結集を!」とさせていただきました。



…いえ、特に何もありません。
ただ何となく、個人的に、こんな感じでもよかったかなと思いました。















あくまで、何となく。

2009年9月5日

認知は分けても役立たない?

本棚を省みずに買い込んだ本のタイトルをインスパイヤことパクる。

世界は分けても分からない

なかなか興味関心にしっくりくる感じで、分子生物学に触れる。
ランゲルハンス島の話もさることながらステキ文言に溢れていた。

『全体は、部分の総和以上の何ものかである』

『ミクロなパーツにはなくても、
 それが集合体になると加わるプラスαとは何か?』

霊だ!魂だ!と言いたくなった俺はおそらく脳筋。



さて。
昨年2月から根性を入れてきたWSも終わり、
そこで考えた事をツラツラ。いつまでも竹林でさまようわけにもいかない。

自分自身の発表のコンテンツとスタイルを除き
とても楽しかった。
言いたいことをぶつけてみて、思いの他な方々から返球をいただく。
それが誰かにとって刺激になってくれたのなら申し分なし。
現にコメント以外にメールが届いていて、反響の意外な大きさに戸惑う日々。
メールのやり取りに忙殺されるのもまた楽しいものだ。
以上、企画者として。


以下、話題提供者として。
おそらく「ブラックボックス=マトリョシカ」話はここ数年のポスター会場で感じていた
『通じない感』をまるっと説明してくれるステキ概念。

自分が研究している認知の『サイズ』はどのぐらいなのか。
その『サイズ』に設定している『目的』は何なのか。
ちがう『目的』と『サイズ』の人と協働をするためにはどうすり合わせるのか。


フロアの方はおっしゃった。
「臨床ではそこまで細かく分けませんけどね」


おっしゃるとおり。
分けませんな、自分も。注意やら記憶やら。
『相手を理解せんとする目的』では扱いにくい、と思う。

『目的』に関する興味を共有できるか否かによって、
オモチロサが共有できる否かが決まるのだと思う。

自分の発表-質疑応答で感じた皆々様の身体反応が
最も大きかったポイントは、
“やってみて効いたから”というトップなダウンではなく、
ボトムなアップで“メカニズム的に効きそうっす”なところ。

おそらく参加していた人の興味の中で多数派と思われるのは
『こういうアプローチが臨床心理学のどこにどういう風に役立つのか』。
アイツとオイラの共有可能な興味関心。

「どういう風にこの研究を役立てたいと思っているのか」
「どういう研究を自分の臨床活動の中で欲しているのか」

こういうことを考えているお互いならば、
サイズが多少違えども前向きに喧々諤々できるはず。
正直、ズームアウトされすぎてもズームインされすぎてもよく知らない。
詳しい人に教えて欲しい。プロジェクトX的に。
メンドイもん。
近づいてみるとお互いの違いがざくりと刺さりあうのではなかろうか。
その刺さりあった針だか棘だかが橋になるかどうかはお互い次第?



別のワークショップにて『なぜコラボレーションしたいのかわからん』と
ニヤリと語る認知心理学サイドの指定討論者を目にした。
実はメールを送ってみたり。

それは一見「( ゚д゚)、ペッ! 」にも見えるが、そうでない(はず。
『きさんと組むことで俺に何のメリットがあると?』
そんな愛の一言に返せる言葉は何が有るだろうか。

『理解』担当?『操作』担当?『予測』担当?

そこはワロンさんの

精神病理学は
正常心理学と根本的に異なるものとみなされるべきものではなく、
心的メカニズムや心的法則を知るための
地味な援助手段なのだ(精神病理の心理学,pp8)

というお言葉に沿って、実際にやってみせる必要があろうて。
より現代の、みたいなくくりが生じそう。


先のフロアの方々。
『わざわざそこまで細かく分けて、臨床の何の役に立つの?』

改編板。
認知心理学は、
臨床心理学と根本的に異なるものとみなされるべきものではなく、
病理メカニズムや生起・維持の法則を知るための
地味な援助手段なのだ
とかってなるのかしら。
『地味』なだけに、ちゃんと意図/説明しないとわからなくなっちゃいそう。
…う、苦しい。死ぬ。


「認知心理学的アプローチを用いた臨床心理学的研究の可能性」
「臨床心理学的問題を持つ対象への認知心理学的研究の可能性」

新しいような古いような。。。


分けただけでは役立たない。
役立てようと思って分けて、最後は戻す?

ここらへんを10月末にまた学外の人にぶつけてみようかねー。
ようやくコメンテーターや話題提供者のエントリを読めそうな。

2009年9月3日

どすえからの帰還

日本心理学会終了後。
京都は嵯峨野嵐山の渡月橋にて狐の嫁入りばりの天気雨に遭い、
天井の龍に睨まれて逃げ出した先にあった、
プロジェクトxばりに人力で整備された竹林を恍惚とさまよっていましたが
体調不良の相方に引きずられ、
トロッコ列車から新幹線まで駆使して帰筑。


ただいま現実。また行きたい京都。
そういえば清水寺も金閣寺も行ってねぇ!
どこよりも烏丸通×蛸薬師通のFedexで過ごした気すらしてくる!
もらった割引券はどうすりゃいいんだ!


おばんざいと桜餅で増量したポニョ腹を抱えつつ、
悶々と哲学の道107往復分ぐらいの重ねた

『サイズ』
『目的』
『使い分け』

あたりの話をエントリに出す前に、
いただいたコメントに苦心しつつ、阿闍梨餅の糖分を脳からひり出して
御礼とご挨拶とお誘いをお送りする。



ようやくひと段落(学外分は)。
6時間以上メーラーをにらんでいたように思う。



そろそろおたべ片手にモゴモゴとまとめたひ。



「ゆえに見ない!まだ見ない!」
噺家張りの見事な発表をした話題提供者とか、
軽やかに司会との兼業を舞い踊ったコメンテーターのブログとかはまだ見ない!

2009年8月28日

寝れるかと言われれば

寝れん(楽しみで)。
日本心理学会@kyotoは2日目から3日目の夜ですよ。

さきほどやや噛みながらも
25min30secを記録し、ふんと気が抜ける。
明日のam費やして事前に練習すればなんとかなる安全圏か。

イントロ10分
話題提供25~30分×2で50~60分
指定討論10~15分×2で20~30分

合計rangeは80~100分
持ち時間は120分なので、20~40分のフロア討論ができる、かも。

もう一方の話題提供者こと彼に関しては、
憎たらしいほどの安定感なので大丈夫。実に妬ましい。


願わくば自分と誰かにとって実りある時間になりますように。
そうしたい。
もう何回かやってみて、横になろう。

2009年8月27日

抑うつ×サイトカイニン

同棲中の先輩より教えていただく。
以下引用。


<精神疾患>血液で判断 たんぱく質データ判定 大阪市大院
8月26日2時30分配信 毎日新聞

 大阪市大大学院医学研究科の関山敦生・客員准教授(43)=心身医学、分子病態学=が兵庫医科大と共同で、うつ病や統合失調症などの精神疾患を判定できる血液中の分子を発見、血液検査に基づく判定法を確立した。問診や行動観察が主流だった精神科診療で、客観的な数値指標を診断に取り入れることができる。疾患の判定だけではなくストレスの強度や回復程度もわかるという。関山准教授は27日午後、京都市の立命館大学で開かれる日本心理学会で発表する。

 関山准教授によると、ストレスや感染などを受けて、生成し分泌されるたんぱく質「サイトカイン」の血中濃度データの差異を積み上げて分析。データをパターン化することで、心身の変調やうつ病、統合失調症などを判定できることが分かった。うつ病や統合失調症について3000人近くのデータから疾患の判定式を作成。別の400人の診断に用いた結果、うつ病の正診率は95%、統合失調症は96%に達した。

 精神疾患の判定だけではなく、健常者に対するストレスの強度、疲労からの回復スピードも数値化した。80人の男女を対象に、計算作業で精神的ストレス、エアロバイクなどで身体的ストレスを加える実験を実施。いずれのストレスを受けたか100%判別することに成功し、ストレスの強度を数値で評価できる方法もつくり出したという。【深尾昭寛】



なっ、なんだってー!!!


超見てぇ。
発表は『精神神経内分泌免疫学におけるサイトカイン
 -心と身体の情報伝達メカニズム-』
の模様。



超自分のWSと重なってなくてよかった。
あ、ポスターと重なってr....

2009年8月26日

恒例の?

楽しみで寝れない2009@日心

2009年は不安優位。
やっぱりアルコールは入っています。
しかも前々日から。





い、テンション。


ウィークリーマンションで同棲中の先輩(男)を
起こさないように暗闇の中でポチポチ&ブツブツ…

京都は日の出が遅いのだなぁと感じつつ、
第1日目から空回り気味。

2009年8月25日

行き

ポスター印刷してませんが
すでに東京駅。




いざ初京都。

2009年8月24日

となりのトットロ・トットッーロ!

ってか、チクショウめ。


消防施設の点検のため、
朝から延々とオルゴールなジブリmusicが流れる研究棟。


「め゛いぢゃーーーーーーーーーーーーん」


準備に追われる身を嘲笑ってんのか?
ディスってんのか?
この癒しmusic共め。



ぽぽぽぽぽぽすたー鋭意作成中

安全確保行動 for 日心

①オフィスコンビニの所在を調べる
キンコーズが1店舗のみ!
しかも24時間営業ではなかった。実に危ない。

②G-mailにバックアップ
WSのppt/配布資料/イントロ、あとポスターを添付して送信。

②宿の場所
うぃーくりーまんしょん。

④観光本をwktkしながら読む。
るるぶ。

⑤というか、まず今日中にポスターを作ろう。


orz

2009年8月22日

な、内容を…

日本心理学会まであと3日とかそんなん。
WSの資料延長戦…勝手に。


中身を足したり(ちょっとだけ省いたり)。
アニメーションをバカバカ削ったり。

持ち時間20-25分をもう少しうまく使えるように…
『自己愛』ではなく『聞いてくれる人への愛』に満ちたpptに
なってくれと願いつつ。




〆切後に修正している段階で『コメンテーター』の方への
愛/誠意が足りない気がする。
無念。

2009年8月20日

内容は変えずに…

件のWSで使用するpptを修正。

いろいろ言い訳はあるが、
〆切後のお盆の時期に非常勤講師があり、
修正を後回しにしていた件。

で、もう一方のpptを見て恥ずかしくなる。
自分、分かりにくいです…。



とりあえず導入からこまごま修正。
考察目指してガンガル。
もちろん内容は変えない。変えられない。
指定討論者様宛送付済的に考えて。


あな情けなし。
あながあったら入りたい。

2009年8月19日

関係…者?

先ほど研究室のある建物内のトイレにて発見。





ドーン








何…だと…?













バイオハザードか?
もしくは「関係者」専用のおトイレになったのか?

ていうか関係者って誰だ?
特定の"Honest John"じゃないとダm…[自粛されました]。





どうやら「水が止まらないので使用するな」ということらしい。
しかしシールのチョイスが絶妙。











他になかったのか…
インパクトは十分だけれども。




『入れる』関係者こと求ム。

2009年8月17日

頑張りたい事が頑張れません。

ひとりわたわた。


これはいかん。
いかんですぞ。


引用文献リストでも作ろう。
本屋に買った本を取りに行こう。
FAXを送ろう。
調査のフィードバックを送ろう。
代金を払おう。


今日は『符号』的単純作業しか出来そうもない。
それか家でやるか。

2009年8月5日

『首』ではなく『腹』を

括る事とした。
相談時に頂いた『リボンシトロン』のあめを舌で転がしつつ。


「言おうか言わまいか」と「この方に言ってよいのか」を重ね、
事務連絡にかこつけた役得的弱音嘔吐。


その後は元気に研究室で跳ね回れている。


一方の自分から見ると、こんなウジウジした奴は嫌だなぁと思う。
スケジュール的には瀕死。

もう一方ではうきうきしている。楽しいことができる気がする。
真摯と言って貰えたが自分のしたいことしかしたくない我侭なのではないか。
本当に楽しいことなのかどうかはレスポンスを見て考えよう。
実にうきうき。

2009年8月4日

脱皮中?

自己注目?認知発達?自己認識の抽象化?


「―ッあ゛ん?」


温故知新。
BowerとかTeasdaleとかを原典を読み漁って
当たり前のような分析仮説を作ってみる。
ぽちっとな。

「ぐるぐるしすぎて分からん」
「仕様なのか?(発達的な意味で)」


WSは仮説っぽいフレームばっかりを生み出す発表になりそうな気配。


噛ませるか、博論に?
噛ませなきゃ、博論に。
誰か同じパラダイムで成人でも検証してくれ。俺はできん(コスト的な意味で)。

すごく…意見が欲しいです…発表の前に…


今日の外勤帰りにレコーダーに落としてパワポ化。
そもそも徹夜で無事に帰れれば。

2009年7月29日

夏、そう!夏ですよ

『いったん帰ってまた来る』途中で遭遇。






脱ぎ脱ぎ。







脱衣シーンをはじめてみた。
幼虫様がのっしのっしと歩いているのは良く見るのだが。


「カメラ!」と気づくまでに15分も眺めてしまったので
数箇所吸血されてしまいましたが、後の祭り。




戻ってきた目的はワークショップの構想。

どれをどこまでネタにするのかオモチロイだろうかが悩みどころ。
『お題』と『コメンテーター』、『お題と概要を見て来る聞き手』を考えると難しい。

身近なアイツこと、
もう1人の話題提供者は「どう見せるか」で悩んでいるとのこと。
こちらはうらやましい。


うーむ。

今日でとりあえず構想までは練りたいものなのだが。
過去の焼き直しでは面白味がない気もするが、まとまりも欲しい。

「俺も脱皮したい(成長的な意味で)」

捨てて良いよな悪いよね

非常勤先の授業がひと段落を迎える。
前期はおしまい。夏休みですな。


で、残った大量の「出席票」の処分に困る。


すでに入力も済んでいるので破棄しても良いのだが、
「どうやって」破棄しようか。



約80名×15回分のカード。
学生さんにとっては血と汗と涙の結晶(?)ですか。



共用のシュレッダーを著しく占領しよう。深夜に。

2009年7月21日

こいつはビッグなイシューなのか?

隙を見せると「@会議」が発動する今日この頃。




説明しよう!@会議とは?

@の頭の中に住む数人の@達がいろんな意見や
ちょっとした小話などを言い合う状態

残念ながらキャンディーのつかみ取り大会はナシ!
コイツが始まるとMPが大量消費されるから要注意!


懸念される情報を研究室でググる時には周囲の目線に要注意DAZE☆
壁にearアリ、障子にeyeアリってNE!!



ど      
 う     分かり
 動    か  ま
  いていい   せ
          ん



かといって「動かないこととする!」というわけにもいかず。
とかいって「動くこととする!!」というにはhow toが分からず。

今日も@会議は続く。

2009年7月15日

夜に叫ぶのって楽しいですNE!!

「ドライブ行こうぜ」

そんな深夜のランデブー。
何となく学部時代を思い出して楽しかった後、
テンションの上がった(密やかに)頭で3本ほど論文を読む。



・高齢者の行動分析:高齢者の生き方にスキナーを活かす
  (1996,行動分析学研究,10,15-22.)

・認知症高齢者に対する生活支援の試み;応用行動分析的視点を用いた役割行動の再構築
  (2005,日本大学大学院総合社会情報研究科紀要,6,291-305)

・単一事例計画法における処遇効果のC検定による検定
  (1987,行動分析学研究,2,36-47.)



いずれもpdfで落とせる。
世の中便利だNE!!


引き出し増産中。
英語もいくつか拾ったので、他のメンバーにもお手伝いしてもらおう。
プチジャーナルクラブ的発想。



いかん、寝なければ。
朝食だか夜食だか分からないが第1食目の後に、

2009年7月12日

他流試合②

役に立ちてぇ。
俺を使ってクレ。手伝わせてクレ。意見をクレ。
何というクレクレ厨。



午前中に見た行動分析×高齢者事例をオミヤゲに大塚キャンパスへ。
波乱の第2ラウンド。

ACS@大塚キャンパス。
当初は、関係しているが初参加のためスミッコで大人しくしている予定が
量的分析のプレゼンテーションを申し付かる。

ちなみにACS=Society of Care conference for Aged。
高齢者ケースワーク研究会。
主催は老年行動科学会

死ぬ。
氏ぬじゃなくて死ぬ。

初参加だがどうも内容的/立場的に『事例に関わる研究者』の立ち位置。
これは気合を入れなきゃいかんね。
緊張に塗れながらも何とか自分が分析したことだから話をする。
どうにも『科学』担当の人扱いが分不相応だが、こなす。





今アルコールに犯された頭で思うんだ。
やはし役に立ちたいと。
俺の持っている座学的な知識やケース的な知識が、どうか現場に活きますように。
現場の人と喧々諤々できますように、と。

ガチガチに事例のお手伝い部分を話し、飲み会へ。
個人情報の自己開示や若さゆえの過ちを戦略的に行いつつ、
思いのたけをエライ人と現場の人にぶつけてみる。


俺は役に立ちたいのだと。
大学院生デスガナニカ?
現場を知らん。社会を知らん。
頭でっかちのクソミソ座学野郎だが、役に立ちたいのだ。
それが臨床心理学やってる理由です、と。
力動だろうとCBTだろうと遊戯だろうと行動分析だろうと、役に立つためにあるのだ。
こだわる気はねぇ。
使えるもんなら何でもやる。ナラティブだろうとエビデンスだろうと知るかと。


対してエライs。
上等だ、どんどん関われ(でも博論はしっかりやれと釘を刺される)と。
俺の存在がmotibe-syonnことモチベーションにつながる。
研究者が関わること事が理論につながる。
枠組みにつながる。
まだ見ぬ次の事例につながる。
科学とは仮説検証だろ?うまくいかなかったらその理由を深めていこうぜ。
お互いやり取りしていこうぜ…だと?






チクショウチクショウチクショウ。泣くぞ。泣いた。
おかげで生きていけるよ。
おかげで勉強できるよ。
俺が噛み砕いた知識が明日の誰かにつながるなら、
その誰かに関わる皆様方が求めてくれるならいくらでも学ぼうじゃないか。
引き出しに詰め込んだアレやソレを開放しようじゃないか。




だが何となくアルコールに漬かった頭の片隅に、
来年の日心でフレーム的なワークショップとかそんな話が出てた気がする。
記憶なさすぎ。

とりあえず「寝る」!

2009年7月11日

他流試合①

厳密には『他流』ではないですが。

行動分析学会@筑波大
きっかりピンポイントに以下のポスター発表だけを聞きに行く。


・在宅高齢者夫婦の行動変容:作業活動を通じて


…うむむ、見渡しても高齢者の発表はコレだけ。
少ないのかなあ、behavioural analysisを高齢者にというのは。

教えてもらったり、自己開示したり。
先行研究をいくつか教えてもらえたのは僥倖。


さて、今日はもう一試合…

2009年7月10日

ナカナカですぞと思うものを

後輩に薦めてみる。

『臨床』の自主勉強の会にて、
「一生懸命さを伝える」という金言を共有した後。


面接法

精神分析的心理療法の実践 クライエントに出会う前に

心理療法入門 初心者のためのガイド


「一生懸命さ」を伝える系とでも呼びたい。
どれかが役に立ってくれればよいなぁ。





そういや最近ちょこちょこ本を貸す/紹介することが増える。
当たりもはずれも含め、手元に残っているものが多いからか?
備忘録的に。

・『こうすればうまくいくADHDをもつ子の学校生活』
・『cognitive behavioural processes across psychological disorders』
・『高機能自閉症・アスペルガー症候群入門 :正しい理解と対応のために』
・『児童分析の技法 :アンナ・フロイトのケースセミナー』
・『児童精神科ケース集』



…よくよく考えると最初のの3冊はいずれも誰かからオススメされたもの。
身近な人の感想はやはり影響力が大きい。



返してもらう時に、これら“いろんな意味で当たり本”の感想を聞きたい。
ついでにその人たちからもナカナカですぞと思うものを紹介してもらおう。

楽しみ楽しみ。

2009年7月9日

学生からのネタバレ感想に目を瞑り

周囲の院生の奇異/貴意/忌諱?な視線を受けつつ、
こやつらと見てくる。「」。





「走る「食べる「フラグ「ハイパーモード「目から「どん」





今度は『慌てずに』観たいと思ふ。
レイトか、レイトなのか。


次作は2011年?
さてさてどこで観ることになるやら。

2009年7月2日

遅いようなこれからなような

「研究のために使って良い」お金の交付の通知を頂く。



('A`)




正直に申し上げて時すでに遅く、
火急な博論関係の調査は自腹と「生活費のウン割を研究に仕様」で
賄ってしまった件。


調査依頼の成否が水物過ぎて計画通りに行かないぜ。


せっかくなので色々と次のことを考えた使い方を思案しよう。
謝礼とかではなく設備投資的に考えて。

・書籍
・実験ソフト
・PC

あ、足りな…

2009年6月29日

ご尊顔を知る。

①アルフレッド・ビネーさん(1857~1911)














こちらはウィキペディアにも載っていたりして、実は探しやすい。
いわずと知れたビネー式知能検査の開発者の1人。メガネがオサレ。
(…もう一方のシモンさんこと、Théodore Simonは未だ分からず)
医者の家系だったが、小さい頃に解剖用の死体を親に触らせられたのがトラウマで、
身体の方の医師を目指すことを諦めたとか。
また、フェチズムを心理学用語として使い始めたらしい(fromウィキ)。
弁護士さん→医師→心理学者、というご経歴の持ち主(from心理学辞典)。






②デビット・ウェクスラーさん(1896~1981)













こちらのご尊顔は初見。
いつもグーグル先生の画像検索で探しても出てこない。
(歌手は出てくるんだけど)。

初心に戻ってアルファベットで検索し、
こんな面白ご尊顔サイトで確認する。

意外と照れ隠し的半笑い…ゲフゲフン、親しみやすいご尊顔。
こちらはウェクスラー式知能検査の創始者。
4つの大学で生物学、哲学、心理学、生理学を学んだとのこと(from心理学辞典)。
もう少しお顔だけでなく、エピソードが知りたいなぁ。




ふむ。
名前だけは知っているけど、顔を見るとなんだか新鮮。
教える側に立ってみての感想なので、
受講している方にどう受け取られているかは分からないけれども。


しかし前述の“Today In Science History”の辞書検索が面白すぎる。
ついつい時間を過ごしてしまいそうに…


いかん。

2009年6月25日

フローってやつか?フロイトって奴か?

『俺の仕事に助言をクレクレな会』の資料を
ノリノリで解釈していたら作りきれなくなるの巻。



o.....rz



無念。



昨日ようやく『縦糸』が見え始めて、
まとめる中で『横糸』も見え始めてしまい、
全体像をこれまでになくクリアに織り上げられそうな悪寒で暴走しすぎた。


不十分な資料にも関わらずクレクレ厨な@に
これでもかという金言・想定外のコメントをくれる師匠達に感謝感謝。
ここぞというポイントでアイコンタクトしてくれるのはさすがだ。


発表20分前につたない話を聞いてくれて、
精緻化を助けてくれた相方に感謝。
助かりました。


そして、何度も目が合った1年生の皆さんに感謝。
発表の場で彼ら彼女らに目が合うのはとてもうれしい。
分からない事はなかったか?イミフだと思ったところはないか?
ぜひ感想クレ!




恵まれてるなぁと思いつつ、
日常の雑務に戻る。さぁ、思考作業の後は単純作業だ。

2009年6月24日

本棚は語る

ごそごそっと図書館から本を借り入れる。
本日借りた数冊を合わせて限度額ならぬ枠20冊近く。



『ホント 夏の図書館帰りは地獄だぜ! フゥハハハーハァー』



とフルメタルジャケットなセリフが頭をよぎる。
いかん、熱中症か。


借りた本を研究室の本棚に並べてみると、
自分がしている/してきた「研究」や「臨床」「その他」が
けっこう出ているもんだなと改めて感じる。
(ゆえに←の本棚にはお仕事関係本はあまり挙げる気分になれない)



深夜に同期の本棚を物見悠山的に拝見しても同じこと。

『ほほう、どうやら~な方とのお付き合いが始まったな…』
『へー、ここらへんに興味があるんだ。意外』
『おや、かぶっとるわ』
『こやつもコレを持ってるか。やはり神本だな』
『あ、気になってたやつだ…後で見せてもらおう…』


非常に楽しい。


個人差はもちろん『研究室』差やら『相談室』差、『指導教員』差なども見えてみたり。
『How to本』が多かったり、『そもそも本』が多かったり。
そもそも本がなかったり。



おおまかに近い興味を持つ人が、
『買って』読んでいる本というのは気になる。

逆に自分が「これナカナカですぞ」等々おすすめしたりした本が、
相手の本棚にあるとうれしくなってみたり(感想気になる的な意味で不安でもあり)


「悪意はないので覗き扱いだけは平にご容赦を!」

2009年6月23日

彼らの目は必死に主張していた。

「一刻も早く、講義を終わらせてくれ」と。


室温30℃オーバー。
エアコンはまだ動かず。
むしろ本日動かずにいつ動くべきと言うのか。



7割強埋まった大教室にて「心理学検査法」。
田中ビネー体験の巻。





う…うーむ、きちんと何か残っていれば良いのだが…

2009年6月21日

途中で消えたので

けっこう真剣に書いていたフロイトさんとか対象関係論とかのエントリが
スクリーンセーバーの起動と共に消えるの巻。
こんなんとかと絡めて面白そうな気配だったのに。


その上、気づいたら御一人様状態。
愚痴れん。


そこで自罰的に、研究室のある『でー棟』で深夜遭遇したら怖いなぁと
妄想したことを垂れ流すエントリに変更。
一度飲み会かなんかでもアウトプットしたがすこぶる不評。


共通の状況は、廊下を含め、研究室以外の部屋の電気が消えている深夜。
1人残ってパソコンとにらめっこをしている状態。










その1。

『『『どたどたどた』』』』

突然、廊下を全力疾走しているような靴音が聞こえてくる。
それも明らかに複数の。

机から身を乗り出してガラス張りのドアから廊下を見るが、
誰もいない。





















その2。

ふと左側の窓を見たら人の顔が。




















その3。

『うぉ~ん』
『がちゃgちゃ…』
『がちゃgちゃ…』
『がちゃgちゃ…』
『がちゃgちゃ…』
『がちゃgちゃ…』


操作した覚えがないのに遠くのプリンタ-が突然印刷を開始。
延々と何かを印刷し続ける。





















その4。

コーヒーを買いに研究室から出ようとすると、
ガラス張りのドアに1つ、手形のような手の跡があるのに気づく。



(…誰か平手でべたっと触ったな)



(汚いなぁ)







コーヒーを手に戻ってきて閉めた扉をふと見ると、
さっきは気づかなかったようで、もう1つ手の跡があるのに気づく。





ようやく仕事もひと段落。
帰ろうと荷物を手にドアに近づく。







ドアのガラス部分いっぱいに手の跡が。
























その5。

突然、パソコンの起動音が部屋中から聞こえ始める。

























その6(am1:20追記)。

などと書きつつ、鼻唄(鬼束ちひろ@裏声気味)交じりに元気になり、
「さぁもういっちょ」等と独り言を行っていたら、
実はまだ1人研究室に残っていたことが発覚する。



きゃー

2009年6月18日

(ドキリ)

コチラを見てややドキリとする。


現在、いつも通りの体調不良で普段の7割ほどの実働状況。


「まさか…」


とか思うまでもなく、微熱極まりなく頭痛とだるさ他の
予定調和的体調不良なので気にしない。


さて、休校/休講とか業務はどうなるのだろうか。
無さそうだけども…一応、サービス業なのでこっちにもニラミをきかせておこう。


通りを挟んだ同期によれば「@は間違いなく罹る」とのこと。
免疫的・生活歴的に本人もやや同意。

2009年6月11日

なんという興味深さ

最近メインの研究と臨床とは別に関わっている『発達』な興味関係の
学会発表に激しく興味をひかれるの巻。



日本老年精神医学会第24回大会
一般演題I-1-2
高齢アスペルガー症候群の2例
;その孤独な生涯と教育効果について

中本理和,山口成良,松原三郎(医療法人財団松原愛育会松原病院)


ぬふう。
昨年、痩せる思い(実際には肥えた)で勤めた『老年心理』の非常勤講師の
教材を作る際、いつも気になっていた事柄。

障害をもった方の高齢期のケアの講義をする。

はて、発達障害についての資料がほとんどないお。
(当時はコチラにお世話になりました…主に知的な障害についてでしたが)

歴史が浅いから?臨床像としてはあるはずだが。

気になる。

どうも抄録を読ませてもらうに心理教育とかコミュニケーション訓練を
行っている様子。
しかも診断(推定?)の方法は心の理論課題。
聞きたい。



一般演題I-3-15
脳機能画像検査と心理検査に基づく,抑うつ傾向を有する高齢者の特徴
 ;バウムテストを含めた検討

村山憲男(順天堂東京江東高齢者医療センター・PET/CT認知症研究センター),井関栄三(順天堂東京江東高齢者医療センター・PET/CT認知症研究センター,順天堂大学医学部精神医学教室),川野雅人,三木秀哉(日本メジフィジックス株式会社),長嶋紀一(日本大学文理学部心理学科),新井平伊(順天堂大学医学部精神医学教室),佐藤 潔(順天堂東京江東高齢者医療センター)


ummmmm…
なぜにバウムテスト?
この研究を通じてどんなことが分かって、どんな意義を見出しているのだろう。
メインテーマにも関わりそうでとても気になる。



…問題は、来週の金・土に開催されている点@横浜。
行きたい。迷う。

2009年6月10日

『あの頃のオマエはどこに行っちまったんだ?』

昨日のゼミ~本日にかけて複数の先輩と先生から伝えられる。

「修論の頃…」
「前の発表…」
「以前に話を聞いた時…」


うぐ。


「君がやりたいのって、こういうことなんじゃないの?」
「大人と子どもの間の違いみたいなところを…」
「なぜその世代で急に増えるのか…」
「そういうのことにこの研究は言及できないのか」(先生)

「おもしろいと思っている現象を活かすには…」
「博論という1つの形にまとめる中では…」
「言いたいこと、やりたいことってこういうことなのかなと」(先輩)


ゼミであんなに頭を抱え、感情を取り乱したのは久方ぶり。
自分の無能さと怠惰さと逃げ癖とカッコツケ願望を、
先輩・後輩・同期・先生の参加した全ての世代から頂戴する始末。








何というありがたさ。


こんな俺の「俺スゲェことやってる(はず)」という虚栄心に満ちた発表に、
耳を傾けてくれる。
汲み取ろうとしてくれる。
頭を捻ってくれる。


恥ずかしい。
自分がとても恥ずかしいです。


おかげで取り戻せました。
そうです、そうなんです。
俺がPCを抱えて駆けずり回ってきたのは、
それを知りたいからだったんデス。


別に創始者も指摘してる某心理療法の実証的な裏づけをするとか、
基礎研究と実践研究のインターフェースだとか、
そんなものは後から言われたり読んだりしたことなんDEATH。


チックショウ。
本当に学会のWSとかじゃなくて良かった。
愛と義務で出席してくれるゼミの場でよかった。



温故知新だとか原典回帰だとか
そんなカッコいいもんじゃあ 断じてねえ。

もっと情けのないものの片鱗を味わったぜ…




あの頃の俺?
…います!いますよ!
ちょっと忘れてたけど、まだおりますのですよ!!

2009年6月4日

「あれ?毒なかったっけ?」











超神水・・・?
ちなみに桃の味らしい。



あれ?猛毒に打ち勝つことで己の中に隠れ持っているパワーを云々だったような…

2009年6月2日

受けてみようかな、やめよっかな

田中ビネー知能検査講習会


うーん、もちろん大学院で実施法と理論は習っている。
これまでにいろいろな場所で実施してそれなりに数はこなしてきたが、
「教えられるか」と言われると困惑。

相方がインストラクター経験者(おそらく今年も…)で、
その本気ぶりとガチムチな指導・研修方針は伝聞だが知っている。



今日もこうして朝方まで作ってる「心理検査法」が正にそうなのですが、
何かを教える以上、自分もしっかりと学んでおきたい気持ちが最近強い。


「不安か?不安なんか?このチキンが!」との内なる声A

「バカ!間違った事教えるのは最悪だろ!」との内なる声B

「自分で勉強しろよ、この屑が」との内なる声C

「限界あるってマジで」との内なる声D


自学でも良いかと何年か見送ってきたのですが…うむむむ。







ネックはお値段…諭吉4人と半分は、ちょっとでかい、でかすぎる。
学割ないのか、田中教育研究所!
逆に、生活費がもらえている内にという感もあり…


うむむむ。
いやいや、帰って寝よう。6時間後には講義です。

2009年6月1日

病院から始まる

6月でした。
血を採るのが6月最初の仕事。
その分、今から講義のレジュメ作成ですが。


4月からポツポツと進んでいた、
血縁ならぬ白血球縁が合うか合わないかの話。


数年前に井原正巴のポスターに惹かれた結果とはいえ、
こんな風に縁が合うとは。











今日は世話人の方からしっかり説明をしてもらう。
さらに縁が合えば自分の治療ではない入院をすることになる模様。
あと採血。でかい。20mlって多いのね。


とりあえず、結果待ち。
縁合えば。

2009年5月25日

よい子はマネをすんな!でも読め!

昨日、24時間開いている近所の本屋で衝動買い。
一緒に来ていた相方がドン引くぐらいの食いつき。
すでに3周目。


自分の体で実験したい―命がけの科学者列伝

以下、目次の一部コピペ。



第1章 あぶり焼きになった英国紳士たち
第2章 袋も骨も筒も飲みこんだ男
第3章 笑うガスの悲しい物語
第4章 死に至る病に名を残した男
第5章 世界中で蚊を退治させた男たち
第6章 青い死の光が輝いた夜
第7章 危険な空気を吸いつづけた親子
第8章 心臓のなかに入りこんだ男
第9章 地上最速の男
第10章 ひとりきりで洞窟にこもった女

勇気か、科学への愛か。危険も顧みず、
自分の体で試すことを決意した科学者たちの涙ぐましい物語。
「あぶり焼きになった英国紳士たち」「袋も骨も筒も飲みこんだ男」ほか、10話。



たまらん。

ちなみに原書がアメリカの中学生向けの教養本として受賞しているだけあって、
内容は非常に真っ当。



熱意を持って、人類に貢献/誰かを助けたい/役に立ちたいがために、
素人目には無茶が満載だったり、玄人目にも無謀な実験に挑んだ激アツ本。
その時代の人たちが全力で難題/テーマに立ち向かっている姿が
実に淡々と描かれている。



何より巻末の「よい子はマネをしないように」という記述が見事すぎる。

2009年5月21日

若手向け国際会議(CBT系)の発表助成

認知療法学会のHPにて発見。
第6回認知療法学会記念 若手研究奨励基金


以下、部分部分をコピペ。

1.基金の目的
認知療法に関する研究を日本から海外に発信し、また欧米の研究を積極的に取り入れて日本の研究を活性化することを目的とし、本学会の若手会員が欧米の学会に参加することを支援するために本基金を設ける。

2.基金の運用
本基金は、2006年に東京大学駒場キャンパスで開催され盛会に終わった第6回日本認知療法学会における余剰金180万円をもってあてるものとする。本基金は日本認知療法学会が管理する。基金がなくなった時点で助成を打ち切る。



すげぇ。
学会運用費の余剰金をこうやって使ってんのか。




3.助成対象者の条件
① 日本認知療法学会に所属している会員であること。
② 2009年以降に欧米で開催される認知療法・認知行動療法に関係する学会に参加すること。

例えば、下記のような学会とする。世界行動療法認知療法会議(World Congress of Behavioral and Cognitive Therapies:WCBCT)、国際認知心理療法学会(International Association for Cognitive Psychotherapy:IACP)、アメリカ行動療法認知療法学会(Association for Behavioral and Cognitive Therapies:ABCT)、イギリス行動認知療法学会(British Association for Behavioural and Cognitive Psychotherapies:BABCP)、ヨーロッパ認知行動療法学会(European Association for Behavioural and Cognitive Therapies:EABCT)。

ただし、2010年にアメリカで開催されるWCBCTに関しては、「WCBCT2004記念若手研究奨励基金」からの助成がおこなわれるので、助成の対象としない。

③ これらの学会に参加して、筆頭著者として発表すること。発表の形式は、口頭発表,ポスター発表,一般演題,シンポジウムなどを問わない。
④ 大会から正式な採択通知のあるもの。あるいはプログラムなどに正式に印刷されているもの。
⑤ 年齢は、発表時に35歳以下であること。
⑥ 発表時に日本国内に居住していること。
⑦ 他の助成金(例えば、科学研究費補助金、大学からの学会発表支援金など)を受ける場合は、申請できないものとする。他の助成金との重複申請は認めるが、もし他の助成金が得られると確定した時点において、本基金は辞退(返金)すること。
⑤ 大会の発表後3ヶ月以内であれば、上の条件を満たせば、さかのぼって申請できるものとする。ただし、3ヶ月を過ぎたものは助成の資格を失う。
⑥ 一度本助成を受けた者は再申請できない。



適用範囲が広くていいが気づくのが/発表が遅い印象。
EABCT(基礎ガチ)とABCT(介入ガチ)は今年の秋開催。
BABCPに至っては7月。

唯一まだっぽいのは
国際認知心理療法会議か?
2011年6月2-5日@イスタンブールぽい。
若干遠い気も。



どちらかと言うと「メゲズニ申し込んだチャレンジブルな若手を支援」って感じなのか。
もっと前から教えてくれてればきっと話がちがっただろうになぁ。



以前に、行動分析学会・行動療法学会・認知療法学会の3学会が
主催していたWCBCTの発表助成もまだ続くらしい。
自分も2007のバルセロナの時にお世話になった。

申請を迷いに迷っていたが、
研究室の先輩に『キチンとした国際会議はすげぇ!』『WCBCTはガチ』と
酒の席で勧められ、突貫した覚えが。
確か、選考基準は…内容と年齢の若さだったような…気が。


おかげでステキな体験とトラウマティックな体験ができましたっけ。
二度と1人で海外に行かないと誓った。
学会自体はすごい。
WSとシンポジウムのテーマが広くて深くて網羅的だったのが印象的。


4.助成の額と使途
助成金額は一律10万円とする。助成金額は、学会事務局から助成対象者の銀行口座宛に振り込まれる。
助成金の使用目的は学会での発表に関わることであれば使途を問わない。




『自由に使えよ』な10万円。



とりあえず手元のデータを分析分析…

2010年のボストンでのWCBCTは行く予定(松坂的に考えて)だが、
その頃にはインフルエンザが大丈夫になっているといいのだけれども。

2009年5月20日

メメタァではなくメタ

一昨日の夜から発生していた研究室内のネット障害が回復する。
同じ建物の同じ階でも、研究室のある1室のみネットもメールも動かない



…が、LANでつながれたプリンターで印刷は出来る。
詳しい人から見たら当たり前かもしれないが不思議。




担当の先生(?)が「バッと来てガッとつないで直った」らしい。
風のように去って行ったそうな。


直してもらえてありがたいが、
できればその方法も知りかったなぁ。
その場に居合わせられなかったのだから仕方がない。


その後の「今度はプリンターで印刷できないぜ」問題は、
同期の機転のおかげで無事解決。
IPアドレスとかそんなん。
同じ事態が生じた時にはいじってみよう。。



解決してもらう<どう解決するかを教えてもらう

関連を知る<どう関連するのかを知る



なんか研究も臨床も自分の興味はこんな感じだなぁと思いつつ。
メタメタ。

2009年5月18日

枠組みの違いをレクチャーしていただく

事務の方から書類の不備を指摘され、
直し直されな午前を過ごすの巻。


これの内容を思い出す。


('A`)


最初の往復時、
「先月、言われた通りに直した部分をさらに修正せにゃならんのだ」と
傍目にも危険な調子でブツクサ。


「却下」


次の往復時は無言でした。
その次の時には悲しくなってきました。


とうとう「ぶっちゃけ何故駄目なの?何ならよいのさ!」と泣きつく。
回答は明確。
『そういう書き方が求められる部分だから』


直接的な表現は避け、実際にはAだとしても書類上は云々。
むしろコレじゃなくてそういうのは別のところであってほしーの。

うーむ。難しいですな。
でも教えを請えば納得とまではいかないまでも相互理解は深まるような。
とりあえず教えてもらったあとの往復は、悲しくはなかった。

それだけでも大きいのだなぁと感じつつ、修正修正…

2009年5月13日

博論受け取り拒否で院生自殺。

Yahoo!!のトップニュースで絶句する。
以下引用。


東北大大学院生が自殺…博士論文、2年連続受け取り拒否され
5月13日12時38分配信 読売新聞

 東北大は13日、大学院理学研究科で教員の指導に過失があり、担当していた大学院生の自殺につながったとする内部調査結果を公表した。

 大学院生は2年続けての教員による博士論文の受け取り拒否などで修了できなかった。同大は懲戒委員会で処分を検討しているが、この教員は今月に入り辞職した。

 同大によると、自殺したのは理学研究科で生物関係の研究をしていた博士課程の男性大学院生(当時29歳)。大学院生は昨年8月、研究のデータ集めをした滋賀県内で自殺した。遺書には指導法への不満などはなかったが、翌月、両親から男性准教授(52)の指導に問題があったのではとの指摘を受け、内部調査委員会を設置していた。

 大学院生は2007年12月、博士論文の草稿を事前提出したが、准教授は大学院生と十分に議論せず受け取りを拒否。准教授は06年11月ごろにも、論文提出を延期するように指示しており、大学院生は2年連続で博士号の取得に失敗した。

 調査は、残された論文草稿やデータを見る限り、大学院生の研究は博士論文の審査水準に到達していたと判断。准教授が、具体的な指示を与えず、適切な指導を行わなかった結果、大学院生は学位取得や将来に希望を抱けなくなり、自殺に至ったと結論づけた。准教授は、08年1月に科学誌から大学院生の論文が掲載を拒否され、書き直しが必要になった際も、適切な指導を行わなかった。准教授は調査に「論文提出の直前までデータ整理に追われており、時間がかかると判断したが、指導に不適切な点があった」と話したという。 最終更新:5月13日12時38分



ちなみに同じニュースで別の記事も。

うーん。

2009年5月12日

戦闘妖精雪風とにゃんこ先生は至高

深夜の研究室にて同期とおしゃべり。
玉石混淆。気炎万丈。蛙鳴蝉噪。気宇壮大。青息吐息。熱烈峻厳。

眠い目をこする彼を引き止めてしまった悪寒。
まぁいいか。



研究のリスクと妥協とモチベーション。
たぶん分析がなかなか進まないのはまさにこの3種の相互作用のせい。

データを必死こいて取ってはいるが、
修論の時ほど必死に分析までたどり着いていない。



分析方法を熟考。
もう少しサンプルを増やそうかな。
うむ。言い訳も限界。



1つは妥協したから。
…あまり、魅力を、感じなくなっている。
自分がそう思っていることが信じられないようであり、怒りを感じる。



1つは怖いから。
練り込んだつもりの仮説が全く見当違いだったら不安 ←良くない。
ひり出した時間と労力で集めたデータが無為だったら不安 ←無益。


挙句の果てに手続きの一部を失念したり。
一念発起した深夜の大捜索の末、本棚から発見される。
引越しの時か…と空が明るくなり始めた研究室で絶句する。

『トムとジェリー&火垂の墓のどの部分だったっけ?』的な問題は解決。
引用書籍も図書館から再レンタルできたし。



刺激を受けたので頑張ろうと思う。
頑張っている奴は背中で語る。社二病と言ったがありゃ間違いだ。
ありがたやありがたや。

心理検査法 先週の#4と今日の#5

GWの泥縄的挽回の間に#4が抜けたまま#5へ。
メガシャキに感謝しつつ、今日も今日とて冷や汗講義。


ちなみに前回は心理検査の分類のお話。

・内田クレペリン大不評。
 →印刷が小さすぎました。
 →かつでバイトの面接で受けた経験を自己開示すると、同様の体験が多く寄せられる。

・投影法に質問集中
 →『なぜその方法で人格が測定できるのか』の質問が増えてニンマリ
 →裏を返せば人気と関心を独り占め。

・ネクタイがいつも曲がっているという指摘を受け、想定外に凹む。
 →自分でも謎。

・用意した内容が時間内に終わらず。
 →1回分は1回で終わらせてYO!という指摘。ごもっとも。
 →だからといって講義時間を延長しなかった事を賞賛される。複雑。


でもって今回は、グッドイナフ人物画知能検査。
略してDAM。


被験者として体験

『どんな知能を測っているのか』『なぜ人物画で知能が測れるのか』講義

採点方法について紹介


詰め込みすぎて前回の二の舞を避けるべく、
実際の採点と事例の紹介は最初から含めず。次回。
で、時間内に終了。

以下、感想
・大半が『絵を描くのが楽しかった』or『苦手だから嫌だった』

・投影法と似ているというナイスなご指摘

・人物画で知能が分かる『背景』にオモチロサを感じたという意見がうれしい。

・教室が暑いという意見もちらほら。


この感想を眺めながら次回の講義のネタを探すのが至福。
さて、分析分析…

2009年5月11日

それは夢のお告げか妄言か

全く自分の研究には関わらない事項について、
「懲罰的な意味」を含まない項目選定の方法が夢の中で提案される。



たぶん、内容的妥当性がぐっと高まる悪寒。



臨床ではざっくりと関わっていますが、
研究しようと思ったことはあんまり無いモノ。

で、近場にそれを研究している人がいたり。


今度聞いてみよう、これが妄言かインスピレーションか。
自分の研究についても提案してくれんかな、夢。

2009年5月7日

連休ボケ?

心配御無用!
連続して休んでませんからな!


週明け11日が科学研究費補助金の〆切。
うむ。
これからだな(書類作成が)


15日が行動療法学会の抄録〆切
うむ。
これからだな(分析が)


6月あたりに博士論文の予備予備審査




とりあえず研究室に人が戻ってきてさびしくないぞー

2009年5月5日

over 〆切 works

英文を分からない単語を調べつつ、流し読み。

和訳①を作成
 (目標:文の分かりやすさ<単語の意味)

和訳①を読み返して、イミフな部分に印

イミフな部分を中心に、英文を参照して和訳①を修正し、和訳②を作成。
 (目標:文の分かりやすさ≦単語の意味)

和訳②を読み返して、分かりにくい文章を修正し、和訳③を作成
 (目標:文の分かりやすさ≧単語の意味)



体調回復後の第4段階が3日間かかった。うーん。


あとは最後のステップを家でやって陳謝と共に送信しよう…

2009年5月3日

休みの日なので

昼夜が完全に逆転中。
今日あたりで何とか取り戻したい。
昼寝厳禁。


〆切を待ってもらうのは本当に心苦しい。
とりあえず入浴後3時間で復帰せねば。

2009年4月30日

内定通知

拝受する。


申請額の約半分を2年間認めていただいた模様。


解釈するには情報が少なすぎるが、
「特別枠」ではダメだが
「非実験」よりはコストを認めてもらえたのかな?

広大なネットの匿名な情報からはまぁ平均的な額かしら。


さて、実験ソフト&PC買うか。
これで3倍の速度で今後データが収集できるとかできないとか。

でびゅー認定

2週間のグロッキー状態の正体が判明する。

・ハナミズ
・のど痛い
・頭痛
・発熱
・だるい


スギじゃなく花粉症らしい。
ちなみに風邪との二次の交互作用が有意。
いわゆるダブルパンチ。

時期的には、スギの次。
ひのきか?
アレルギーテストはまっかっか。


とりあえず「うーん、長いお付き合いになりますね」という
非侵襲的だが告知断定的な診断を受けました。

花粉症、認定。

取り返さなくちゃ2週間分…

2009年4月23日

心理学検査法 #3

例年通りに葉桜の時期に体調を崩し、
感想の入力が遅れてしまうの巻。


火曜日のテーマは、
「信頼性と妥当性ってこんなんじゃね?血液型編」。


「楽しむため」に血液型で性格を調べるのは楽しいけど、
「援助のため」に使われたら話は別よね。

『“話は別”のところを学術的に』な感じで、
構成概念妥当性やら基準関連妥当性やらをもごもご。



皆さんに出してもらった「信頼できない心理検査」の例を
当てはめつつ、小難しい時間を展開する。




また、


「出川哲郎氏だって、モテ男度検査を作れるんです
「うつ病になったことがなくても、抑うつ症状を測定する心理検査は作れるんです


…といった説明で、内容的妥当性に関する誤解も解ける。
特に後者は驚きが強かったご様子。
何より。



総評。
ぜ、前回よりはましか。
アイコンタクトもだいぶ回復。
題材の部分で、かなりネタを選んだ事もあって反応は上々。


以下、感想散見。
・足場のしっかりしたところに立って板書するよう諭される。
・回転するイスに立ってホワイトボードの上部に板書する姿がよほぼ危なそうに見えたか

・日本人の血液型の分布がクラス内で再現された事への驚き。
・こちらもまさかA:B:O:AB≒4:2:3:1が再現されるとは思わず驚きました。

・「難しかった」が「例があってよかった」というお褒めと「例の方に気を取られた」という懺悔。
・こちらも反省。例え話が大好き。

・語尾に多用される『ね』や、ドアの開閉、講義内容へのリクエストなど、建設的な意見多数。
・ありがたい。

・話の長さの割りに内容が少ないとのご指摘もあり、今後考慮が必要か。



次回はいよいよ心理検査の分類と実例をご紹介。
さぁて、図書館巡り。

2009年4月16日

今年は52番目。

「18・・・だと・・・?」とブリーチばりに驚いて1年。
今年は24でした、行動療法学会&認知療法学会のワークショップ数
どんどん増える。



以下、コピペ。


10月11日(日)
午前の部
・うつ病の認知療法(入門編) 大野 裕
・教育相談・スクールカウンセリングに活かす認知行動療法
  ;不安の強い子への柔軟な行動技法について 神村栄一・小林奈穂美
・容易で確実な認知行動療法実施法
  -教員と新任管理職の抑うつ改善を例に- 福井 至
・統合失調症の認知行動療法 池淵恵美
・教科書には書いていない 認知行動療法実践テクニック(入門者向け) 鈴木伸一
・CBTの基本モデルに沿ったアセスメントの徹底練習 伊藤絵美
・前頭前野の部位別機能強化による認知行動療法の効果増強の可能性 熊野宏昭
・学級単位の社会的スキル訓練 佐々木和義

午後の部
HELPING PEOPLE TO CHOOSE TO CHANGE:
FOCUSSED COGNITIVE-BEHAVIOURAL THERAPY FOR OBSESSIONAL PROBLEMS.
強迫性障害への認知行動療法:自分の意志で変わろうと思えるように援助する
 ;ポール・サルコフスキス・小堀修
※日本語の訳と解説つき
※これだけ6時間

・精神科外来診療における認知行動療法の実際 原田誠一
・ヘルピングスキル:認知行動療法における面接技法の基礎 遊佐安一郎
・外来診療における認知療法:ライブデモンストレーション 井上和臣
・「マインドフルネス以外」のアクセプタンス&コミットメント・セラピー:
 ;ACTの「&」の意味とは何か? 武藤 崇
・うつ病の認知療法・中級編
 ;-症例のみたてとソクラテス的質問法 慶應義塾大学医学部精神神経科
・発達臨床におけるエビデンスにもとづいた支援 山本淳一
・統合失調症の認知行動療法入門 菊池安希子

夜の部
・対人関係療法(IPT)の実際 水島広子
・EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)の理論と実際 市井雅哉
・動機づけ面接 導入編 原井宏明・小畔美弥子・岡嶋美代
・不良行為、非行への行動療法 杉山雅彦
・うつの集団認知行動療法-体験ワークショップ- 秋山 剛・岡田佳詠
・障害のある子どもの親に対するペアレント・トレーニング入門-プログラムの実際とその運用- 井上雅彦
・カウンセリングに活かす論理情動行動療法(入門編) 沢宮容子

10月13日(火)
・カウンセリングに活かす認知行動療法 -CBT初級ワークショップ 伊藤絵美
※これも6時間
※研究発表しない人限定


コピペで疲れる始末。


しかし相変わらず…おもしろげ。
特にこやつが奇妙に輝いて見える。
気になーる。教えてほしーい。混ざりたーい。



午前はもちろん、その他午後・夕方も迷いながらエントリー。
今年は52番目でした。


こちらの抄録は5月頭。
さてデータをいよいよ分析せねば

2009年4月15日

よびよびしんさ(仮称)

「それまでにはくしろんぶんのやくはちわりをかんせいさせてください」



ししょうのはなしだと、
あといっかげつはんごにあるらしいけど、なんのことだろう?
おいしいのかな?







帰って寝ることに。夢でありますように。

2009年4月14日

心理検査法 #2

テーマは「楽しむための心理検査と援助のための心理検査の違い」。


信頼性と妥当性を定義を紹介することと、
“信用できない”心理検査に当てはめて、体感することだったのですが。





うまくいかず。
みるみるとアイコンタクト減少。





結局、何か「お土産」を残せたのだろか。
『体感』は次回に持ち越し。





前任者の方にも気を付けるよう助言されていた
「信頼性と妥当性」の回だけにとても残念。


次回は、回収した「こんな心理検査は信用できない!援助に役立てられない!」を
使って何とか『体感』していただきたい。



とりあえず散見後の感想。
・内容的妥当性がやはりイメージしやすい様子。
・その分、勘違いも多い。

・構成概念妥当性がない=測定内容と測定目標との関連のプロセスが分からないこと?
・自分もきちんと整理が必要。

・基準関連妥当性の無い心理検査については…さすが就活中という内容。

・再現性や等質性とかはOKの模様。



意外と大仕事の悪寒。
しかし、ここをちゃんと乗り切っておきたい。

2009年4月13日

「相手の関心」に関心を持ちたい

ブリッジマンの技術』だったか、
これが書いてあったのは。


明日の講義資料、いつの間にやら「独りよがり」な感じに。


信頼性と妥当性がテーマとは言え、
目的がいつの間にか「定義を教える事」になっていた感。


心理検査法の講義なのだから、
「信頼性がないテスト」とか「妥当性のないテスト」とかの切り口の方が、
相手のフレームワークと思しきものに近いという予測



吉と出るか凶と出るか。



ああ楽しいなぁコンチクショウ

気づいた後、如何に立ち回るか

それが問題だ。


SPSS様のサイトライセンス続報を発見する。


以下、不確かな要約。

・SPSS BasicとAdvanced Statisticsのver.17
・3種のオプションは同時に使用できる人数に限りが。
・職員&学生のPCにインストールOK
・でも学外の人に使わせちゃダメよ
・インストールには①SPSSのCD、②学内サーバへの接続が必要
・①については、誰か組織単位の管理者を立ててくれれば貸すからNE!



…組織単位の管理者、だと…?



…組織(学類・専攻・学系・センター・支援室等)単位で
インストール用メディア一式を契約終了時まで貸与しますので,
希望する組織はライセンス管理者を決めた上で…




…単位が専攻、だと…?



せめて分野単位にならないかなぁ、と思いつつ、
ポチポチと「めでぃあセンター」にメールするのでした。


だって使いたいもの、俺が。

自己の研鑽に励む所存である。

人生で書いた文言の中で1、2を争う硬さの一文。

何人かの後輩から
「学振の特別研究員の申請書を見せてくれ」と頼まれる。
で、快諾する。


いや、自分も先輩のを頼み込んで見せてもらって、
ハンカチを噛みつつ、参考にしたので断る道理が無い。





道理は…ない。





内容としては以下の4つに大別。

□現在までの研究状況
 ・これまでの研究の背景
 ・問題点
 ・解決方策
 ・研究目的
 ・研究方法
 ・特色と独創的な点
 ・申請者のこれまでの研究経過及び得られた結果

□これからの研究計画
 ・研究の背景
 ・研究目的/内容
 ・研究の特色/独創的な点
 ・年次計画

□研究業績


□自己評価

…上から3つはさほど抵抗が無い。
ゼミやら学会やら飲み会で話している内容と大差が無いから。


問題は自己評価。


こればかりは恥ずかしい。とても読ませたくない。見せたくない。
コピー機とかに放置されてたら死ねるレベル。
ひっそりと読んで、見えないところで「プ」と噴き出す程度に留めて欲しい。
実に。

2009年4月12日

のびーるのびーる…

日心の一般研究発表申込が1週間伸びてた件。


思わず院生室で小躍り。
不審がられる始末。


ある程度まとめてあるデータでしたが、
「Pleasant Activities」と「Relaxing Activities」を
一緒に出すかどうするかで悩んでいたので、
執行猶予がいただけた感。


まぁとりあえずは前者のみか。
せっかくいただいた1週間だけど早め早めに…

2009年4月9日

歓迎・鯨飲・陰謀

新入生歓迎会にて。



「ずっと話したかった」という熱烈な告白を
後輩(男)から受けつつ、一次会二次会ともに飲んだくれる。


自転車と飲酒の相性の悪さを確認。
べろべろべろん。


「今年度はいろいろと研究ができそうだ」という話や、
「もっと話そうぜ」という話。
「交ぜてよ!一緒にやろうぜ!」という話もあって非常に楽しかった。



…という記憶は残っている。
あとは地名とか地名とか地名とか。
会津若松、福岡、宮崎、山形×2~3、仙台、夏井川渓谷。



二次会まで行くのをためらった気持ちもあったけれど、
それなりに後輩と話せたので良しとしよう。


思うに「話しかけて来いよ!」と待ちの姿勢よりも、
ちょいちょいこちらから話かけてみて反応を見た方が良いのかも。かも。



重ね重ね、研究やら臨床、教育の話を院生同士でするのが大好きです。
例え目つきは悪くとも歓迎です。

2009年4月7日

心理学検査法 #1

寝不足で辿り着いたのは階段教室でした。

目安30名のはずが暫定的に70名前後の受講予定者。
時間割的な巡り合わせかと思います。←でもちょっとうれしい。


テーマは『心理検査で心は読めない』。

インクの染みを何と答えようとも、
質問に回答で何番に○をつけようとも、
密やかな想いやナイショな秘密、ブラックな願望はバレマセンヨ。




心理検査で測れるもの/範囲は決まっていて、想像以上に狭い。
やっぱり検査は特定の目的のために使うものなんですよと。




前任校よりもとても静かな反面、
反応が読み取りにくく苦戦。何度噛んだか分からない。
それでもアイコンタクトがたくさんでうれしい。



以下、感想文を読みながらの雑記。
・出席重視が希望らしい。
・意外にCronbachさんが好評で調子に乗りそうになる。次は…
・P-FよりSCTよりGHQより反応が大きかったのはベントン視覚記銘検査。
・「身振り手振りが大きい」という感想が多い(好意的なのが救い)。


次の火曜日が楽しみです。

遠足前的な夜更かし中

明日は新しい外勤先で『心理検査法』の講義がスタート。
朝7時半に出なければならない。
準備はとうに終了。



何となくわきわきして帰れない。



引用したCronbach(1966)の脇に
当人の画像を無駄に貼り付けたり、
その他全く内容に関係しないレイアウトが気になりだす始末。




<イミフ







寝るべき、もしくは他の仕事をすべき。
いや、もう寝なければ。

楽しみ半分不安半分。
わきわき。

ぎゃりじゃりする

頭の毛。





新年度恒例のプレイルームの砂場掃除。
室内のクセに4.5畳ぐらいある。さらに1m弱ほどの深さ。


①:プレイルームから遊具を全て運び出す
②:ピューラックスを希釈して如雨露で砂場にふわりと散布
③:人力で攪拌
④:②~③を砂場の底が見えるまで続ける←粉塵被害
⑤:粉塵に塗れながら『この作業、本当に意味があんのか?』と疑う
⑥:砂を戻す
⑦:完了!
⑧:互いの健闘を讃えつつ『本当に消毒できてんのか?』と脳内で意義を問う



本日はPDの先輩も来てくれたので男3人。
毎年のことながら鼻の穴まで砂だらけ。


来年は…来年こそは抗菌砂を…

2009年4月5日

出そうとした鼻がグキッと

挫かれたかのように雑務に追われる。


レジュメ作りやら論文やらに手が回らず。
何をしていたかといえば席の引越し作業。


『新入生の席は確保する』『在学生のスペースは変えない』
「両方」やらなくっちゃあならないってのが「院生代表」のつらいところだな。
準備はいいか?オレ(の席以外)はできてる。


汗の味で発言の真偽を確かめる以外は
理想の上司なブチャラティの名セリフをもじっても状況は変わらず。


…そういや新入生用のスペースには
まだOBやらOGが放置していった産業廃棄物的遺産がしこたま残ってたり。

「6日までに残ってたら全部燃やす……汚物は消毒だ…」

こんな独り言がリアルに出ている現状。

心理検査法 準備

来週火曜日から始まる新しい『非常勤①』。
先日の研修会のあった方とは別。

科目名は「心理学検査法」。
初の通年科目で微妙にドキドキだったり。授業評価とか。



大学2年生の弟に手伝ってもらったシラバスを読み返しつつ、
準備をあれこれ。
とりあえず初回だし、用意するのはこのベストセラー(?)。



<どうも、バーナム効果です













初回ならばお試しの方も多いし、
とりあえず軽めに信頼性とか妥当性とかの前フリぐらいだろうか。



…うーむ、前任の先輩から微妙に引き継ぎ不足。
頼んでおいた講義資料がまだ見せてもらえず。


ちなみに時間と教室しか先方からも教えてもらえない。
うーん。


「不安!不安!不安!」

2009年4月2日

…10文字?

新PCの購入に際してメーラー様ことoutlookの設定。
ただし後輩の。



『6まんえん』枠でウルトラモバイル的弐号機を購入したのですが、
あくまでサブなので、メーラーの設定は不必要。

なにぶん3~4年前の設定なのでやり方が出てこない。
何より入学当時設定したpassがさっぱり不明な模様。






他人事には思えず自分のpassも確認。
いつものやつなら10-x文字のアレなはず。はず。








どうみてもアスタリスクが10個。





あれれ?知らな…

2009年4月1日

反応時間とlogとかそういうやつ

外れ値の恐怖に恐れ戦く。


ボタン押しまでの反応時間が指標となるデータのため、
練習やらばらつきやら正確さやらの混交が恐ろしすぎる。


…尚早反応と遅延反応の条件を意図的に緩めれば
きっと摩訶不思議な結果になっちゃったりするのだろうな…


すでに表紙がぼろぼろになりつつある「認知研究の技法(p78)」によれば、


・ある基準を設定して逸脱データを分析から除外する。
・代表値として中央値を採用する。
・データを変換する(対数変換など)。



という3つがバラツキ対策として紹介されている。



どれも心理統計の実習で学部生の方にお話した内容。
基本の「き」なんだとは重々分かっているが。



「対数変換のやり方は知っている」



「でも対数って、なんだろう」




聞けん。
今さら聞けん。



高校時代に数ⅠAしか履修しなかったツケを感じる。

今日から

研究をすることに給与がもらえる身分に。
学術振興会の特別研究員。
エイプリルフールではない模様。

メールの署名やら何やらに手を加えつつ、
この報告を行った際に師匠筋の皆様にいただいたコメントを考える。

・生産
・還元
・選択

一番インパクトがあったのは、

「朝9時から17時まで研究できる、むしろやれ」

とのお言葉。


さいですかさいですか。
とりあえずバイトをしないと調査できない日々からはオサラバの予感。

2009年3月29日

せれもにる

来年度の外勤先の事務手続きに行ったら、
FD活動委員会への参加ももれなく付いてきた件。


昨年度の日心で縁が合って非常勤講師をすることになったのですが、
まさかのがっつり研修コース。
教育に熱心との触れ込みでしたがいやいやすごかった。

『教える業』に不慣れな@には非常に勉強になった会。
何より他の非常勤講師の方とお知り合いになれたのもオモチロイ。


「なかなか良いところに世話になれそうではないか」


そんな比較的ポジティブな感想を抱いていましたが、
最後に大きな地雷が。


熱心めな議論やら報告やらで長引く時間。
焦る事務の方々。
それでも個々人が時間を意識したナマムギナマゴメ的の発表の甲斐あって、
何とか時間内に閉会しそうな予感。
ああ協力ってスバラシイ。
この後の懇親会ではさっきの議論の続きを教えてもらおう。
最後の最後に『偉い人々』からの〆のご挨拶。





「今日は~」「私の若い頃には」「現在の」
「ところで」「もう一点だけ」「これだけは最後に」
「重ねて」「また」「そういえば」×2






あ~れれ~?

もうあれですよ。
怒りを通り越して、途中から笑いがこみ上げてきました。



5分ほどと司会の方に言われた『偉い人』→20分強

2~3分と司会の方に言われた『もっと偉い人』→30分弱



ああ、こんなにお断りしたくなったのは初めてです。
そして何故『専任』の方々や事務の方は平静でいられるのだ。
あれ、俺が短気?変?
だって時間をもう1時間近く過ぎてるじゃないですか先生。
ええ、何だコレ。
ああ嫌だ、たまらなく嫌だ。嫌ったら嫌だ。
切れ、進行役!叩き斬れ!斬り捨てろ!
時計と進行表を突きつけ、協力を要請しろ!してください!
うぬぬぬぬ、こぎゃん良く分からん話を拝聴するぐらいなら、
さっきの議論をもっと深めたかった。何だったんだあの努力は。
あの先生の話を聞きたかった。




何故だか分からないが帰りの電車で悔しくなる。
せっかく良い機会だったのに、どうしてこんな後味なのか。
怒り経由残念行。帰路はグッタリ。




帰宅後にぐらぐらと煮え返る腹を抱えて本棚をにらみ、
コイツをひらく。


会議はセレモニーと心得よ。

…以前勤めていた会社の上司が「最後に1分だけ」と言いながら
毎回決まって10分以上話すシキタリがあったが、
「本当に1分ですよ」なんて言おうものなら大変な事になる。
いかにその話が長くなろうとも途中で遮ってはいけない。
褒め殺しもここでは封印だ。
それが掟であった。

(略)

仕事上の決まりから、仕事の直接関係ないこと、
そして職場全体での飲み会の席次まで。
会社組織の中ではいつ誰がつくったか分からない、へんてこな、
それでいて重要な、決して袖にしてはいけない“掟”というものがある。

しかしこのようなくだらない掟、
儀式が緩衝材のように職場の秩序形成の
役割を果たしている一面もある。
くだらない掟を尊重することで感情的な和がもたらされ、
うまくいくことも多いのだ。

(略)

…ときには“儀式”と割り切ってやり過ごしてください。

(会議でヒーローになる人、バカに見られる人 吉岡英行)



ぐぬぬ。

そうか、そういうものなのか。
そうなのかもしれない。
あの場はあの場としてそういう場でそういう場面だったのかも。


「いろんなことを勉強させていただいたと思え!」


そう自分に言い聞かせないと来月の研修会に出れない希ガス。
ぐぬぬぬぬ。

2009年3月23日

スナフキン曰く

手紙とは。

かいつまんで短く。約束するだの、恋しいだの悲しいだの、
こういったことは、いっさい、これっぽっちも書きません。
そして、おしまいはげらげら笑い出すようなことで結ぶのです


院に入る前からお世話になっている先輩の色紙を前に硬直。
はて、何を書くべきか。

『研究法』のインストラクターやら卒論のチューター。
児童生徒なCBTの研究グループを紹介してもらったりもしたり。

院試合格後に「博士課程の院に来る覚悟はあるのか」について
某ファミレスで明らかに怒られてみたり、不安視されてみたり。



おかげで楽しく?好き勝手に?御一人様やってます。



うーん、どうしたもんかね。
全部を書くわけにもいかないし、来年以降もきっと会えるだろうし。
ごちゃごちゃごちゃ。

2009年3月20日

何日か前の白い日のために

鋭敏な後輩の助言により、
約1週間遅れで“白い日”のお返しを購入・置き去る。


男:女=3:14(2009年3月14日現在)


今把握している来年度の男女比。


男:女=3:15


実に1:5。
そりゃジョジョネタを振っても怪訝な顔をされ、
研究室合宿で@がシングル部屋なわけだ。


「こいつぁハーレム状態だ!逆工学部状態!」


若干の優越感と敗北感を胸に
女性陣の机に焼き菓子を放置


「実に肩身が狭い!」

2009年3月18日

なんだかとっても

残高不足。


年度末に実験なんぞに手を伸ばしたばっかりに、
機器のレンタルやら謝礼でえらいことに。


何と言いましょうか、真っ赤。
むしろマイナス。
送別会他の立替もかなり響いています。


とりもあえず見なかったことにしながら、
久々のメイン研究のまっさらなデータ入力に勤しむ。




うまくいけば件のワークショップでのテーマは、
「自覚可能な抑うつ的認知の歪みがやってくるプロセス」
…みたいな話ができそうな予感。

あくまで予感。
雑務に負けないそんな入力毎日。幾何平均め。

2009年3月15日

ダンボール箱いっぱいのハンガー(針金)

帰省というか召集というか駆り出され。
今日は引っ越し。弟独り立ち。


・天候が雪交じりの雨+強風
・転居当日の部屋に溢れる服服服服靴靴靴
・遅れる家電
・届かぬ寝床
・実は別のところに届く寝床
・配送すらされない布団
・ようやく届いたが組み立てミスされた寝床


まさかロフトベッドの天板を忘れられるとは思わなんだ。
ニト●・・・お値段以上のインパクト。負の。


とりあえず自分の部屋の2倍は広い。
そして服と靴の量は10倍を超えていた。


「うらやましい!でもいらない!」


何はともあれ終わって何より。
さぁ明日は実験だ。実験か。実験だ。

2009年3月13日

あわよくばと欲張りつつ奉仕予定

帰省。
メイン業務は弟の引越し手伝いだそうな。
あまりに予定調和な奉仕作業的アレ。



しかし急遽、新実家付近で依頼中だった調査がOKに。



何が起こるかわからないもんだと、
訳知り顔でうなづきつつ、スーツ&実験用のパソコンを持って帰省。
電車の中で読む本も忘れずに。


精神科医は腹の底で何を考えているか
ブリッジマンの技術
「心理テスト」はウソでした

「通勤電車と無縁になったと思ったら、読書とも縁が遠くなっている」

ひそやかに本が読み進まないことに焦りを感じていた。

「スーパーひたちで挽回を試みる」

レッツ再北上

2009年3月12日

もしかして怒られているのでは不安

お仕事関係のメールで見つけた単語で不安になる。


“執着至極”


「もしかして“こだわりすぎ”の意味ではなかろうか」


困った時のグーグル先生。










ん?祝着?





しゅう‐ちゃく〔シウ‐〕【祝着】

[名・形動]
喜び祝うこと。うれしく思うこと。満足に思うこと。また、そのさま。
「無事ご帰国の由、―に存じます」




どうやら祝着至極の読み替え?
この漢字二字熟語は「怒り関連語」や「抑うつ関連語」、
「脅威関連語」ではないらしい。


「一安心。だが実に漢字熟語は恐ろしい!」

2009年3月11日

席任重大

事務仕事シリーズ第……まぁ、いろいろ段。

とりあえず来年度の机の配置案を
事務仕事の被依頼率に定評のある彼とともに作成。



特定の数名にコストを集中させる案や
全員に一定のコストを拡散させる案もあったが、
とりあえず拡散型を採用。


後は承認待ち。
正直、棄却されたら放棄しかねません。


「代案を!ポイッチョとペンディングするのではなく
 (いろんな意味で)実行可能な具体案を!」

2009年3月9日

事務事務事務事務事務事務事務ッ!

事務ゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!


・研究室の送別会の後始末
・遠くの人に送別会の経過メール
・“奨学金返さなくても良いよね”申請
・集中講義で来た先生との懇親会後始末
・指導教員と楽しく食べたり飲んだりする企画後始末
・来年度の“院生代表”を決めといてねメール
・つかマネして代表1名・副代表2名とか決めないかメール
・専攻の新入生歓迎会準備状況どうよメール
・別の専攻の新入生歓迎会の係の人に『出れないかもゴメンネ』メール


ジョジョばりに。


ホント、お願いだからこういう事務作業も何か形にしてくれ。
辞令…任命証…何か……せめて…

2009年2月28日

研究室脱出 東北

予定通りの研究室脱出。
スーパーひたちで3時間半。
仙台は遠い。


紅の豚的に言えば
「悪いが俺は休暇だ」中。
ただし悪くない。はず。



メールが来ても知らないふり…





…ではなく他の方に任せてます。

2009年2月25日

理解不能 理解不能 理解不能…あっ!理解…不能

時速100kmで走行する車から逆方向に時速100kmのボールを投げると



たまにこういう発見があるから
ネットは恐ろしい(時間の漏費的な意味で)。

意外に目立たないあの子

その名は日本心理学会の大会スケジュール。

飲み会やらメールやらで
何名かの方より、発表申し込みの話をする機会が。



「え゛」



みたいな反応が多い。


当初16日だったWeb申し込みの〆切が23日に伸びていたのですが、
16日〆切だと思ってた方が発表/ワークショップを諦めていた模様。

という訳でメモしてみる。


当日までのスケジュール
12月
 20日 1号通信 発送

1月
 9日 各種申込受付サイト公開

2月
 16日 学会未入会者が発表を行うための入会申込締切
 23日 AM10時 一般研究発表・WS企画・小講演推薦申込締切

3月
 3日 2号通信 発送/小講演・WS選考結果通知
 31日 年度会費払込締切
    AM10時 大会参加予約申込締切
    一般研究発表・WS企画・小講演論文集原稿締切[郵送]

4月
 13日 大会参加費等払込締切
    AM10時 一般研究発表・WS企画・小講演論文集原稿締切[WEB]

7月中旬
 3号通信(大会プログラム)発送

8月初旬
 大会発表論文集・参加章発送



今後のスケジュールの中で危険牌は4/13 am10時。
“楽しい活動”なサブテーマは忘れやすいので要注意。


近しいところでは3/3のWS選考結果。
落ちてたら泣いちゃうぞ、本当に。

2009年2月23日

メール メーラー メーリスト

年度代わり(?)が迫り、いろんなメールに忙殺されるの巻。

□研究室内の送別会
□専攻の新入生歓迎会
□↑の担当者へのせっつき
□外勤先とのやり取り


院生同士だったらそんなに気を使わないのですが、
ちょくちょく外部の方だったり、先生だったり、事務の方が加わり、
口調(語調)を調整せねばならず、てんやわんや。














連日これなる本に頼る始末。


いつか…いつの日かこの経験が役に立つと思いたひ。

2009年2月18日

「世界の合言葉は森」ではなく

プロセス。
それも共通する言語で示した形の。


件のワークショップや
今の自分の研究で目指してるものの
理想みたいな瞬間に立ち会う。


ある男の研究の存在を知る前のI氏
「ロールシャッハ・テストには信頼性がない」
「信頼性が実証されない心理査定は科学的ではない」

知った後のI氏
「そういう形で示されるなら信頼できると言えるのかもしれない」
「科学的な実証があればもっとちがう扱いになるはず」


嫉妬。
こんな風に架け橋となりうるのか。
本当に研究の内容をkwsk知ったらどう思うんだろう。
いいなぁ。



共通の枠組み、「通じるコトバ」を使った証明。
何と何の間での通じるコトバなのか?

例えば今使っているのは「認知心理学」というコトバ。
心理学の中でも基礎とか呼ばれて「人間理解」を目指すような感じの分野と、
心理学の中でも応用とか呼ばれて「援助」を目指すような感じの分野の間で通じる(?)、
通じやすいコトバ。

心理学という枠組みを出ない限りでは、かなり有効。
よく通じるだろうな。
通じたらお互いの研究テーマやその意義が分かり合えるよね。
そしたらお互いに協力できるんじゃないかな。
同じ人間を相手にしてるんだから。

じゃあ同じ人間を相手にしている人にはどんな人がいるだろう。
どんな人と協力できたらオモチロイだろうか?
自分だけオモチロイのではなく、役に立つのはどんな人との相互理解だろうか?

・精神医学をはじめとした医学領域?
・大脳生理学やら神経心理学やら、脳の研究が専門の人?
・医療にかかるお金の流れの専門家、医療経済学?



とりあえず熟考

手元で読む論文は今日のこんな気分から以下のコイツに。

うつ病の認知に関する脳機能局在
(心理学実験法の基礎的・臨床的汎用性を考える
-精神医学・社会心理学のストレス脆弱性研究から-,第25回大会 シンポジウム2)

2009年2月17日

MAILER-DAEMONに負けない申し込み

件のワークショップに関して、
懸念されていた最後のお一方からご参加いただける旨の連絡を
遂にいただく。

MAILER-DAEMONだったらどうしようとか、
お断りします(AA略)」だったらなどなど思いましたが、
結果よければ一安心。

あとはお伺いさせていただくまでに
発表内容をお近くの話題提供者間で詰める必要がありましょうかね。

他には、こう、他己紹介的なモノがいるかなぁ。



とりあえずWeb申し込み完了。
これでrejectされたら大笑い。否、うつ。



京都の日心がとても楽しみです。
何か日心はここ何回かいろいろチャレンジングな機会に出来てて、ちょっとうれしい。

2009年2月14日

点火しました

よく見たら、2009年だった件。



軽度の抑うつ者における認知心理学的研究

目次
第1章 序論
第2章 うつ・非うつ内容の性格特性形容語を用いた抑うつ者の認知に関する実験的検討
第3章 抑うつ傾向が社会的自己評価と偶発記憶に及ぼす影響に関する調査研究
第4章 抑うつ傾向と自己注目が自己関連付け処理に及ぼす効果に関する実験的検討
第5章 あいまい状況の物語作成時における自己関連付け効果に関する実験的検討
第6章 まとめ


絶対に読みたい。

①買う。
②京都の大学の図書館から借りる。
③バラで集める。



将来的には①。
頭から最後までのロジックが読みたい。

とりあえず③。
紀要と雑誌で何とかなる。
注文がもどかしい。



これほど筆者の方に会って話が聞いてみたいのは初めて。
深夜なのに小躍りするのも久方ぶり。

2009年2月13日

そこに猶予がある限り

日心の第53回大会の申し込み〆切がのびーる



【2009/02/12】
・一般研究発表申込み締切を2月23日(月)午前10時に延長しました。
・小講演者推薦申込み締切を2月23日(月)午前10時に延長しました。
・ワークショップ企画申込み締切を2月23日(月)午前10時に延長しました。




諸事情?状況把握困難な状況?により
少しワタワタしそうだった現状ではありがたい限り。

※この締切が再度延長されることはありませんので、十分ご注意ください。

気をつけます。

初シラバス

サブタイトル:49文字
授業内容とねらい:450文字
授業計画:216文字
教科書・参考書:200文字
評価方法:200文字
履修上の注意:200文字


これだけ書き上げるのに3時間。
現役大学1年生の弟から、相方まで手伝いをお願いしての結果。


シラバスだけなのに…

2009年2月12日

刺激ってやつさ:下準備のお話②

リンクを貼らないという不親切さについてを悔やむ前に、
某所(あえて…以下同文)&ご本人様よりアプローチを頂く。


貼ったつもりになっていたあたりが痛い。


以前に「うつうつ」言葉(ver.12~15歳ぐらい)を試みた際、
すっかりデータベース作成がおもしろくなってしまって、
ドハマリした際に収集した論文。


感情語の連想的意味構造

Abolishing the Word-Length Effect.(←pdf注意)

Roles of Word Frequency and Age of Acquisition
in Word Naming and Lexical Decision.
(←その他諸々:検索結果参照)

Rethinking the Word Frequency Effect
:The Neglected Roles of Distributional Information in Lexical Processing.


わが国における言語材料総覧←なぜかネットで見つかりにくいが正に「総覧」。

こんな超人的なホームページもあったりするから
google検索は侮れないNE!!


…とりあえず雑多に読みふけっていたっけ。
ダイレクトな内容は少ないが、考慮すべき点の多さに思いをはせるべき。



思い返すに、修論生の頃
cognitiveを専門に扱う方々とお話できたり、
窘められた機会(“とりあえず実験っていうのはsweetだよ?”)は本当に財産。

何が言いたいかというと、泥縄は結えないし、後悔は先に立たないので、
予備調査をがんばれ!というエール。



タイミングの問題は反省。
うーん、スケジュールまで教えてもらってから話をするべきでした。

2009年2月9日

刺激ってやつは:下準備①

今年度の大きな挑戦だった教育バイトが本日終了。
後期のみなれどHappyなMondayの全15回×3コマは長かった。
そして反省点はおそらく後日、マゾヒスティックに直面化予定。


と、ちょっと緩んだ顔をしていたせいか、
近いような異なるような研究テーマの新修論生から下準備のお話を受ける。


自分としても非常に関心の有る部分だけに付記。


・刺激にこそ細心の「注意」を向ける必要性がある悪寒。
  →先行研究もいい加減蓄積されてるこのご時勢に『刺激の選定がアレだったので』は悲しい。
   それこそword frequencyとかword lengthとかもlexicalな処理には関連してるわけで。

・刺激選定=項目収集と考えれば妥当な抽出方法が望ましいハズ。
   評定者間一致とまでは言わぬまでも。



何より過去の自分に向ける言葉。
ああ、あの時ああしていれば…

2009年2月5日

師匠の一言と部屋面積

さらりと退去勧告…否ッ、退去要請されてみる。


年度末がジワジワジワと近づいて
「行く年来る年」のお次は「発つ人来る人」の季節。席替え。

いい加減、部屋面積と所属人数、湿度やら収納やら何やらの
快適指数的な限界が間近に迫った都合8つの研究室が使用する院生室のお話。


まずい。


このままではトコロテン方式で
5年目を[遠い場所]で過ごすことになる。
…冷暖房とメールボックス、学内のお仕事…



何とか自分の席を含めてあと3つの席を作り出さなければ。
って、これ俺の仕事か?
今年の命題「割り振る」にしても当事者/受益者負担が原則かしら。



いつかこの研究・臨床・教育と関わりの皆無な
雑務経験が役に立ちますように。

2009年2月3日

こんな講義がしてみたい?

受けてみたい?見てみたい?

BRUTUS 655号
~ブルータス大学開講~


講師陣のピンナップにちょっと驚く。
特にいとうせいこう(近畿大学)としりあがり寿(神戸芸術工科大学)。
意外(失礼)と真剣。当たり前か。



そういえばこの前届いた心理学ワールドも特集は教育っぽい内容。

心理学ワールド 44
特集 心理学の教育


これまた筆者の中に先輩にあたる先生がいて驚く。
何より写真写りと語り口調が普段通りで素敵。


来週で一区切りの専門学校での非常勤教員業や
来年から始まる昔まちがって受験を企てた附属中学校のオオモトの大学での非常勤教員業を
意識してか「教育」とか「教える」とかにひっかかり気味。


とりあえず講義の展開に自信はないが責任はあるので。
読書も良いが、何となく他の人のやってる授業を見てみたい動機が
この2月になって上昇中。

2009年1月22日

お着きになった先生方






「「待たせたな」」







長い船旅を終えて、
とうとう関東僻地に降り立った先生“方”。



ブルーなお方がCohen et al.(2003)こと、

Applied Multiple Regression/Correlation Analysis
for the Behavioral Sciences,Third Edition


お安くなっていた故に来日された原典っぽい方。
オマケのCD-ROMの存在がニクイ。
しかし厚さは辞典並み。中身は数式満載。
うん、あれだ。
必要なところから読もう。必要なところができたら随時。




そしてゲスト来日のはずが、
電車内で読んで感動させれたた薄グリーンなお方が、Jaccard&Turrisi(2003)こと、

Interaction Effects in Multiple Regression,2nd.

重回帰分析に交互作用項の用いることについて、
冒頭の著者の前書きから明らかに『理解が薄い奴に読ませる用』の記述満載。
『分かれ!』という熱意を感じる言い回し満載。
『文字で分からんなら図式化しろ!』という指導的な図満載。
最終的に『ほれ、これが手元に出るだろ?』というSPSSのoutputを模した表まで…。


…そう、そうなんだよ!

□離婚への態度に、性別が与える影響が、民族性にどうmoderateされてるか
□物を買うか否かの判断に、値段が与える影響が、商品のクオリティにどうmoderateされてるか

みたいな感じで、

・ある時点のDに、Pな情報へのAとかMの歪みが与える影響が、Sにどうmoderateされてるか

…をちゃんと分析したいんだよ!!


とりあえず統計本をこんなに熱く読むのは、
統計でウソをつく法:数式を使わない統計学入門』、
誰も教えてくれなかった因子分析:数式が絶対に出てこない因子分析入門』、
そして『マンガでわかる統計学(無印)』以来。


数ⅠAまでしか知らない人に優しい目線で、
『分☆か☆れ』と諭してくれる統計本は大好きです。

見てろよ、交互作用項め。
今に論文内でその単純主効果を図示して理解してくれるわ。


…来月中には

2009年1月21日

すごく良い意味でも、ちょっと複雑な面でも

A・RA・SHI☆が到来。

こちら様の記事(コメントまでしてもうた)と
その約18時間後に指導教員からのメールで内容を確認する。




('A`)




・・・なぜ、もっと早くに教えてくれんのか・・・



せめて検討中とか、交渉中とか…オープンにはならない、か。

そうすれば数ヶ月前に必死こいて行ってた
『購入希望』とか『購入希望アンケート』とかいらんかったのに…

とりあえず予算うんぬんは外部委託[誰か 別の 院生を 担当に ]したい。



やはり今年度のテーマは『割り振りという名の外部委託』か。

2009年1月16日

いつも混む場所で

いろいろな経緯から、面接を受ける。
アルバイト先が限られる来年の数少ない候補先。











いつもは常磐道→首都高の入り口付近からの渋滞に悪態をつきながら通る
ジャンクションを下から眺める不思議さ。


この風景を見て無邪気だった1時間後にはベコベコに凹んで帰ったわけですが、
それはまた別のお話。

2009年1月12日

交換日記と“可能性”

ブログの新機能とかでは全くなく、
ワークショップのお話。いよいよ本腰とか、もうすでに本腰とか。



企画趣旨を書いたり、推敲したり。
これから依頼の先生方への連絡状況やら確認内容、送信/受信メール等々。
向かいの席との情報共有。



メールのBCC活用もありだとは思いますが、
近い場所ではアナログが一番かと。


テーマは、
"Cognitive Clinical Psychology"とか、
"Cognitive Psychological approach for Clinical Psychology"とかの可能性。


可能性。


1 物事が実現できる見込み。「成功の―が高い」

2 事実がそうである見込み。「生存している―もある」

3 潜在的な発展性。「無限の―を秘める」

4 認識論で、ある命題が論理的に矛盾を含んでいないという側面を示す様態。



ここでは3がメインかなぁ。

"capability"なのか"possibility"なのか。
はたまた"potency"?"potentiality"?
"probability"とか"prospect"


英文タイトルがWS申込に必須だったのを初めて知りました。
こういう細かいところにチクチク気になるから仕事が進まないのだなぁと反省中。

2009年1月9日

円高に乗じて・・・

重い腰を上げて購入を決定。
図書館にないのが不思議だ、チクショウ。

Applied Multiple Regression/Correlation Analysis
for the Behavioral Sciences

Cohen&Cohen(****)で引用される
交互作用項を含む階層的重回帰分析についての記述が満載の書籍。
日本語の書籍がないのが不思議だ、チクショウ。


2次やら3次の交互作用項を入れた回帰分析は
SPSS様で十分にできるが、
その後の交互作用項の単純主効果の検定やら図表化が
そろそろ経験則とかググるのでは限界気味。


修論生だけでなく今年は卒論生にもこのやり方について尋ねられ、
まったく自信がなくなってしまいました。
論文にも書けません。


何となく最近の引用やらAmazon必殺の抱き合わせ販売を見るに、
Atkins&West(1991)の方がダイレクトくさいが、
こっちは千葉大から借りてみてから。

Cohen様を今回来日させるのは、
何より米Amazonで1冊だけ特価(それこそ価格破壊)だったので
こちら優先。

日本Amazonで野口英世がエグザイル以上にユニットを組まなきゃならないのに、
米Amazonでは絢香×コブクロで済む不思議。


Cohen様、早く船旅を終えておいでになることをお待ちしております。

2009年1月8日

殺気立つ研究室にて

修論の提出が明日or明後日とかで
院生室が何となく『殺気』に満ち溢れている感。



時に嘆きの声。
「こんなことがやりたかったのか?」
「結果が、出ない…」


時に励ましあう声。
「書けるって!がんばろう」
「再分析なんかしちゃだめだよ!」


時に歓喜の声。
後輩の修論生の1人が
『D1』での採用が決まったそう。実にめでたい。


時に「あっ…」などの何となく不安を喚起させる声。
だ、大丈夫なのか?
PCトラブルじゃない?



そんな中で件のワークショップの企画趣旨を練ってみたり(←すごく妄想含み)。
オファーを断念せざる終えない状況を知ったり(←すごく残念)。
オファーが2つ返事で快諾していただいたり(←すごくうれしい)。


たぶん今いろいろが、楽しい。


まさに隣で苦しんでいる修論生には申し訳ないが、
自分の研究のとりあえずの1ピース探しや、サブテーマ研究だったり、
論文書きだったり、臨床だったり、教育だったり。

正月明けで本格的に忙殺されずに
まだ『こころ』が『亡くなって』いないからか?




あれ?
いつの間にか期日内の予算消化とか『音響システム』の構築とか、
書籍の購入案とかすでに雑務が溜まって…

2009年1月5日

安心して勉学する1年を目指して

朝から外勤先で事情を話して補講の設定をしたり。


元旦に筑波山神社で大吉様を手にしたせいかは不明ですが、
修論時に漏れていた11年前のレビュー論文2本、
向かいの席の奴めから借りたイメージ論文、
まさかの出会い、『注意と記憶の間はRuじゃなくRe』の参考論文を
片道2時間の通勤電車の中で読み漁る。


…なるほど、『方略』の研究っちゃこうやるのか。


とりあえず1年次の頃並みに論文を読み漁らないと走り出せない気配。
さて、どう落とし込むか。

来月には何とか試案と予備実験に入りたいもの。