2007年12月29日

見知らぬ実家にて

帰省中。

研究室内ではネタとして使用していますが、
いつの間にか実家が引っ越していたため、生まれ育ってない杜の都仙台が帰省先。


することと言えば無事に生きてる姿を両親に見せることのみ。
明日は…風呂掃除でもするか。



仙台までの約4時間のスーパーひたち内で私的課題図書の臨床本を1冊片付ける。
図書館から借りてきたのは2冊。帰りはコイツの予定。

逆抵抗―心理療法家のつまずきとその解決
Herbert S. Strean (原著), 遠藤 裕乃 (翻訳), 高沢 昇 (翻訳)

電車の中で一気読み。手もとにぜひ欲しい。

以下あらすじコピペ。
面接への遅刻やキャンセル、治療中の沈黙や居眠り、過度なおしゃべり等々、
面接過程で現れるクライエントの抵抗はさまざまに論じられるのに比べ、
治療者側のこうした行動については容易に合理化されがちで、正面から論じられることは少ない。
本書では、治療の進展を阻む治療者側の無意識の行為や振る舞いを「逆抵抗」ととらえ、
著者がスーパーヴァイズした心理療法家、精神科医、ソーシャルワーカーらの事例をなぞる形で
治療者側の典型的な逆抵抗の姿を鮮やかに浮かび上がらせていく。
面接申込みの電話から終結まで、さまざまな治療局面で生じる逆抵抗を追体験しながら、
読者はクライエントとのかかわりにおける治療者側の行動の意味を改めて考え直す。

エディプスとか同性愛的なウンタラ等、若干ふれることのない用語が多かったり、
ホンマかいな…というトラブルの解釈ストーリーやエピソードもあって
首を捻ったところもあるけど、それらが些細に思えるぐらい勉強になりました。

臨床の場面を振り返る時に、「自分」がどうだったかを考える検索キーワードが増えたというか。
テクニックではない部分の重要性を突き付けられた印象。
読んでいて心のイタイところをつかれる感じがすごく辛くて、すごく良い。

当然(?)、本の内容はとても全部鵜呑みにはできないけど、
読んだことで臨床に関する考え方のフレームが変わりそうな一冊。

改めてあたりまえだけど、行動療法だろうが力動的心理療法だろうが
どんな心理療法も「治療者×クライアント」ですよね。
エクスポージャーだろうが心理教育だろうが認知的再体制だろうが。
神戸以降、ここらへんの重要性が気になって気になってしょうがない。


しかし…5040円か…
どっかに中古でもいいから2000円ぐらいで売ってないかな。

2007年12月26日

スイーツ(笑)…などとあなどれない?

必要な文献をコピーしていたら、その前のページの文献が某所で紹介されていた件。


Chocolote craving when depressed:a personality maker.
British Journal of Psychiatry, (2007), 191, 351-352



うほ…なんというチョコレート…



興味の赴くままにコピー。

しかしチョコレートという刺激語で連想されるのはチョコレート戦争
そしてチョコレート戦争と言えば、金泉堂のエクレアことエクレール(稲妻)。
後にも先にも、文章中に登場した食べ物、それもお菓子を
あれほどまでに食べてみたいと思ったことがねぇ。


本文をざざっと斜め読むと…
・ネット調査で、N=3486
・抑うつエピソードと治療の有無、症状とその対処、落ち込み時の食べ物への渇望とチョコへの渇望
・気分と人格に冠する調査票
・2週間以上の抑うつエピソード持ちの人の約45%が"chocolate craving"で、その多くが女性。
・『抑うつ時にチョコレートは重要だ』という人にとって、チョコレートは不安や過敏さを落ち着かせてくれるモノとなっている。
・チョコレート活動とパーソナリティ要因(rejection sensitivityとirritability)の間に関連。
・『チョコレートへの渇望』 が非定型の抑うつの識別に使えるんジャマイカ?


( ´_ゝ`)フム


日ごろミリセカンドだ、バイアスだ、何語再生だ…と認知認知なモノばかり読んでいると
行動レベルな話や生物学的な要因を絡めた発想と距離が遠くなってしまいそうで怖い気がしてたので新鮮。
また『抑うつ者の全てが~』ではなく、『抑うつ者の中の…』という区切った考え方は、
今まさに考え中な研究とだだ重なりなのでちょっと気になる。


とは言え、休憩室でコーヒー飲みながらという斜め読みの中でも相当の斜めっぷりですが。
何でも同期によれば「チョコレートと何たら」、という研究はけっこうあるらしい・・・
巡り合ったことはあまりないなぁ…。

2007年12月23日

どうするかを決める

遅れに遅れていたワークショップ関係のお仕事に返事。


周囲の先輩に意見を聞いたり、
学会発表の記録やらこの前の構想発表のパワポを眺めたり、
新しいデータの分析をしたり、
そんなこんなで考え方結果、お受けすることに。


企画者の方の問題意識と主旨が自分がモヤモヤしている部分と合致するところが大きかったのが要因かと。

力量不足は…やっぱり周囲の援助への求めつつカバー、できればいいな。
援助要請スキル求む。

2007年12月21日

俺だけ知らない?

「→」とか「←」とか「↑」とか「↓」とか。

使っている日本語ソフトのIMEで、
これまで入力する時には、1つの方法しか知らなかったんですね。


すなわち、「やじるし」と日本語で入力して変換。
いろいろ出てくるもの中から使いたい方向を選ぶ、という手続きでこれまでずっとやってきたわけですよ。


そして今日。
報告書を作成中、たまたま「みぎ」という二文字を変換しようとしたら。



( ゚д゚)


スペースぽちっとな。


( ゚д゚) ・・・




 ( ゚д゚ )




ひょっとして知ってて当然な話かもしれないので院生室内での驚きの表現は控えめに。
ちょっとガタっと机が揺れて、挙動不審な様子できょろきょろと周囲を見渡した程度。


まさかと思って「ひだり」も「うえ」も「した」も試す。
「ななめ」で斜線が出てさらに驚く。



ひょっとして皆、知っててすごく便利にやってるのか??

2007年12月20日

構想発表会まとめと「脳なお誘い」

怒涛の1日が過ぎてようやく振り返れるの段。
博論構想発表でしたよ(昨日)。

反省点:
①時間内にプレゼン終わらず。噛み噛み。
②『ご清聴~』という定番の結びの挨拶の忘れる。
③自分の発表後に別研究室の先生3名ほどが入室。チクショウ。


さてさて、こうして博論の構想を出した以上は研究しなければな訳ですよ。

『仮説の生成ロジック:今までの枠組みでの先行研究がほぼ皆無』
『まとめに位置する研究の方法論』
『A→B?それともB→A?』
『“食い合わせ”の悪さ』

等々のありがたいコメントを「活かしつつ返り討ち」に出来るよう、
先行研究いじりといった基礎工事をはじめなければ。



といっていたらタイミングよく、この学会で会った方からお誘いメール。

ズバリ「脳」


落ち込み屋さんな人が、「画面に出てくる単語が自分に関係しているモノかどうかを判断するゲーム」に
参加している時に、脳みそがどんな活動をしているか…という研究の考え方とか結果の見方を学べるチャンス。


“情報処理の連動性”に関して微妙にお勉強中…
ヒントになるかも。

お値段が気になるところ。

2007年12月19日

申し訳ない→言い訳不能→orz

自動思考の内容が受講生への陳謝の言葉だらけな@です。


午前:博論の構想発表
午後:心理統計のインストラクター


とりあえず大きな山を2つ越えた段階で眠気が。
特に午前中のが終わった瞬間よりパフォーマンスが著しく落ち始める。


本日犯した凡ミス
①お腹が空いていないのにラーメンに半チャーハンをつけてしまう。

②統計の授業なのに関数電卓を机の上に忘れる。
③棄却域の説明でトチる。
④不偏分散がぼろぼろ。
 特にレジュメの数式に『二乗』を付け忘れ、受講生を偽Welch地獄へ叩きおとしてしまう。

⑤学部棟付近に行ったのに本を返し忘れる。
⑥本部棟付近に行ったのに駐車場の申請を忘れる。



orz



①⑤⑥はまだいい。

②③④はまずい。
一応、向こうに余計な手間をかけさせたり、理解を阻害するようなことをしてしまったが凹む。
とりあえず大至急、今日トチった内容の修正版を作成せねば。
本当に申し訳ない限りです。


ウボアー。

2つの異なる母集団の間の平均値の差の検定

要するに対応のないt検定。
明日は博論の構想発表会の後に統計のインストラクターがある。
でもってその後に臨床もある。

午前:研究
午後:教育&臨床

何という大学院生的な1日…きっと夜は意識がない。



でもって本題の「対応のないt検定」
等分散性の検定の説明+ウェルチの方法の計算方法がややややこしい。
今、作ったレジュメの問題を自分で解いていて嫌になりますな。

SPSSが自動的に等分散性の検定とウェルチの方法を使った結果を出してくれる
ありがたみがぐっと分かる。



ちなみにウェルチの方法の数式を日本語訳。

t統計量
=(母集団Aの平均値-母集団Bの平均値)÷{(Aの不偏分散÷Aの人数)+(Bの不偏分散÷Bの人数)のルート}


自由度df=
{(Aの人数-1)×(Bの人数-1)}÷[{(Bの人数-1)×cの二乗}+{(Aの人数-1)×(1-c)二乗}]

数式内のc=
(Aの不偏分散÷Aの人数)÷{(Aの不偏分散÷Aの人数)+(Bの不偏分散÷Bの人数)}
・・・ただし小数点以下は切り捨て。



数式って偉大。

2007年12月17日

研究の意義=臨床現場で応用できること?

明後日に学内の発表会あるので今日はパワポをいじいじ。
パッション(語り部によってはロマンとも)をロジックに、といういつもの作業。
若干のお酒が入っていて、ちょっと危ない気配。

「…きさん、この研究計画は本気きゃ?・・・博論書く気あるんかいのぅ、え゛?」

という問いかけに、せめて首を縦に振れる発表になるよう、まとめまとめ…





まとめ。




まとめる作業。




深夜のパッションから修論を経由し、学会発表で停まるたびに叩かれてきたロジックを
今度は博論なる一連の“臨床心理学”な研究に体系化・・・


昔、先輩にいただいた御言葉によれば、『役に立つ研究』。
自分たちでわしゃわしゃ話してた時の単語ならば『ベネフィット』。


役に立つ研究。ベネフィットのある研究。
タイトルに書いてますが、必ずしも直接的な『臨床現場への示唆』が含まれるかは・・・
また別のお話な気がしているような、別じゃないような・・・
むしろこのモヤモヤを解決しないと、おそらく自分の研究計画でひっかかり続けるんジャマイカと。


研究室の王道として、こんな感じで博士論文ってのは進んでいく模様。





面接/自由記述調査
質問紙作成
精神的健康との関連(横断)
変容可能な媒介変数とか縦断的な検討とか
共分散構造分析
介入研究

・・・手堅い。
何より質問紙がベースだからいろんな変数との関連が見れたり、
1000人とか地元の町レベルの単位のデータが収集できて、
Amos様を使用した共分散構造分析とかが使えて、こう・・・


“探索的に関連要因との検討が可能”
(;どんな変数と関連が出るかイマイチぱっとしない時に、いろいろ配ってみれちゃう)

“得られるデータの『N』が多い”
(;わずかな差でも統計的に有意になりうる)



そこに(いろんな意味で)しびれる、あこがれるゥ!!!




・・・脱線。

何が言いたいかというと、この王道コースを歩むことが出来れば、
『~という変数に対して介入を行った結果、何たら得点が何点下がったor上がった』
と言える研究が出来る。


これがちゃっきり言えるか言えないかで、すごく研究に興味を持つ人の数が左右されるように思う。
すなわち、実践重視の人にも興味を持ってもらえるか否かとか?
「精神的健康を促進するよ」「社会的に望ましい変化が生まれるよ」
わかりやすい。

他に、直接的にその変数を操作できるか否か。
その方法が理解しやすいか否か。
パラダイムは波に乗れているか否か。ここらへんはどうだろう。


ならば。


ならば、直接的に治療そのものと距離のある研究。
ある状態にいたるメカニズムを小さいデータ数から検討するような研究だったらどうすればよいのか。

「この研究で得られた知見をどのように臨床に活かすのか?」
「何か実際の治療に提言できるものはありませんか?」
「何の役に立つの?」
「どうすればいいの?」


よく尋ねられる研究の臨床的意義についてのご質問。
どう答えるのか。


□パターンA:投げっぱなしジャーマン
    「今後の検討課題」「今後の臨床の基礎になればと」

□パターンB:待ちガイル
    「○○という形で関連した実践が行われており~」

□パターンC:けむりだま
    「治療の新しい効果指標として」

□パターンD:Go Straight
    「(学術的な意義でゴリ押し)」


どれも微妙な希ガス。

特にA。
お前は何をしたのかと。「興味はあるけどわがんね」みたいな。
ガチガチの臨床系の雑誌のレビューにも関わらず末尾がコレだとすごく凹む。

Bもどうか。
ばっちり「fit」してるのがある時はいいけど・・・

Cはよく聞くし、実際に使うことも。
でも効果指標として使うことのメリットの有無は言えないとまずい。
プロパーだけの間なら通じる。 だってその変数とか考え方が好き同士だから。
その変数を研究する理由?その方法を使う理由?好きだから
理屈じゃない、この思い…ってヲイ。

Dの潔さは見事。何せ答えねぇ
研究者対象の発表という心づもりor自分はやらないという明確な何かを感じますね。
素直。


うーん。どうしたもんか。
自分の博論というか、一連の研究を自己満足で終わらせない。
臨床心理学にスタンスをおいている以上、
臨床的な意義も忘れたくない。でも即座に治療場面に応用できる内容じゃない。


もちろん学術的な意義に基づいて研究しているわけだから、
臨床的な意義にのみ注目するのはもったいないとも思うけれども。
ど真ん中にすえていない意義の部分ではあるけれど、忘れたくないし放っておける部分ではない。
「目指せ!基礎研究とCBTのインターフェース」とか研究の目標を設定してるからいかんのか?
分不相応?知ってる・・・


今後、どういう風に計画を立てようか。
今更ながらに悶絶。
どんな風に、意義を示していけるのか・・・

とりあえず明後日まで、わずかな悩める時間に悩めるだけ悩んでみようかね。
時間、ないけど・・・

2007年12月16日

歳末助け合いに提供しにくい郷土の誇り。

院生室に来てみると、嗅ぎなれぬフルーティなかほり。






















おりんご様が皆の机にそれぞれ鎮座ましましていらっしゃいました。
あ、となりの色の薄い液体はうすいさちよもビックリな4回目のティーバックが搾り出しているほうじ茶です。



となりの席の先輩が実家から届いた救援物資を皆に分けてくれたらしい。
何という旬の名産品…まちがいなくうまい。




これはさっそく見習って名産品を歳末救援物資として皆に提供しよう!
さぁ、実家に金の無心ではなく、名産品の要求だ!


例えば我が郷土で親しまれているこんな深海魚とか!
メピカリとか呼ばれて、いつの間にか市の魚として設定されていた件。


例えば実家から徒歩15分の隣町で冬の風物詩となっているこんな深海魚とか!
吊るして、斬る。
幼い頃に近所で吊るされているアンコウを見たときは泣きそうになった。顔が怖くて。



相手の選びようによっては喜ばれそうですが、
お手軽な差し入れには程遠いかと。

書いていたら久しぶりに食べたくなったな、アンコウ鍋・・・

2007年12月13日

座りますか?座りませんか?

おしっこの時の話。


決して「巻きますか?巻きませんか?」とかそういう話ではない。
ないったらない。



男性の小便スタイルは“座って”するのが当たり前――!? 
男性の座りション率は49%に達し、1999年の調査と比べ3倍以上に増えていることが分かった。
Business Media 誠より)



実家を出た後、しばらく共同トイレの宿舎に住んでいたので気づくのが遅れたのですが、
トイレ掃除の面倒くささは異常。
そしてトイレ掃除の必要性の高さもまた然り。


このニュースがYahoo!!のトップニュースだったのでつい。
とりあえず掃除が面倒から座った方が無難な気が。

ごほんごほんッ!

…とは言っても、咳の音にあらず。


昨晩、合同ゼミをやっている先生と数名での夕餉の席。
そこで発破を掛けられた内容。



師曰く…

「心理学の大学の先生になりたいのなら博士号は必要条件じゃね?」

「で、紀要とか学術雑誌への投稿が合わせて5本が1つのライン」

「もちろん多いに越したことはない」

「うち何本かはメジャーな雑誌だといいよね」


一同皆々ふむふむと首を捻ったり、頭を抱えたり、アルコールに逃避しつつ聞き入ったそうな。
その後、“5本=ごほん”という響きが妙に気に入ったのか、
師は何度も@の方を見ながら、
手ぶり付きで「ごほんだよ、ごほんごほん」と言っておられました。



…ごほんごほん…



ことわざには「鉄は熱い内に打て」というものがありーの…
先輩の残した言葉には「(臨床心理系の)院生は金を払ってでも時間を買え」というものがありーの…


とりあえず年末休暇(?)を利用するだけ利用してアウトプットしていくぞという気にさせられました。

2007年12月9日

「太陽の塔」(森見 登美彦)

今週の一冊。











太陽の塔


昨日読んだ。
文庫本に書いてあるあらすじがあまりに魅力的で即購入。








~以下引用~


私の大学生活には華がない。特に女性とは絶望的に縁がない。
三回生の時、水尾さんという恋人ができた。毎日が愉快だった。
しかし水尾さんはあろうことか、この私を振ったのであった!
クリスマスの嵐が吹き荒れる京の都、巨大な妄想力の他に何も持たぬ男が無闇に疾走する。
失恋を経験したすべての男たちとこれから失恋する予定の人に捧ぐ、日本ファンタジーノベル大賞受賞作。





・・・ファンタジー?('A`)





何という自己関連情報・・・
まちがいなく顕在記憶バイアスが生じる…

えらくクセのある表現で読みにくいところもあれども、
“モテない男たち”の回想と妄想と、ちょっとした非日常がすごく効いてて良かった。

昔、クリスマスやらバレンタインのたびに友人と大騒ぎしていたころを思い出させられる。
何というか…「すごく楽しかった」時間だったんだなと。
ようやく忘れかけてた時代まで一気に引き戻されること請け合い。



ただ、本文中に“男汁”という単語がところせましと出てくるので
そのたびに口に含んでいるものを吹きそうになるのが困る。

2007年12月7日

相棒。

今日も机の脇で彼は支えてます。
























メガネを。






今日はすでに御一人様状態。
早く帰りたい。
せめて実験手続きだけでも書き終えたら・・・

2007年12月6日

“コスパ”

『コストパフォーマンス』の略語らしいですぞ。








決してコスプレパーティーといったオタ的な用語ではない。


そんな連想なぞ全くしていない。


危うく口に出しそうになってなんかない。


断じてない。


ないったらない。


ないんだ。






Yahoo!辞書だと“こすぱー”と伸ばされて何だか壮大な研究している組織の名前に。

ググってみたらいきなりコレで何かさらに追い込まれる感じですね。

ウィキペデキアだとこんな感じ。一応認識されてるのか、略語。

2007年12月5日

老化現象だと思ったら負け。

今日は朝からずっとパソコンの前で資料作成。
ブラインドタッチではない、不自然なタイピングをずっと行った結果。











             つ  る  右  手  の  小  指


上 げ る 肩                    痙
                              攣
                               す
                                る
                                 ま
                                  ぶ
                                    た
       固

       ま

       る

       筋

       肉





(´・ω・`)


















困ったときの薬頼み。
インドメタシン臭?気にしない気にしない・・・

2007年12月4日

どうしたもんか

この前の学会で顔見知りの研究者の方から、
別の学会でシンポジウムっぽいのを一緒に「やらないか」とお声をかけられる。




うほっ、いい機会…




しかし、ちょっと悩みありて、「ぜひ!」と答えられない感じ。
求められているテーマと、果たして自分の研究は合致しているのか?マッチングの問題です。

①「対象者」。
他の方が「成人」を対象に研究を行っているのに対して、@は「子ども」が対象。

②「実績」。
ええ、@は査読付の雑誌に投稿も採択もされたことのない“実績ナシ”なペーペーです。
また行っている研究結果自体も、“仮説どおりのキレイな結果”が得られているわけではありません。
要するに自信がねぇ。

③「テーマ」
合致。まさにやりたいことで、言いたいこと。


①、②を考えると、「もっとふさわしい人いるんじゃね?」と思ってしまう。
実際に@が知っている研究者の方の中には①・②の要件をがっちり満たすような人もいたり・・・。
その人が③をどこまで考えているのかは分からないけど。


とりあえず率直に「俺でいいのか?」とメールで相談中・・・
アンビバレント。

2007年12月3日

理由:「好きだから」

是か非か。
もちろん「何を問われているか」にもよりますよね。


例えば・・・
Q.「そのヨーグルト、よく食べてるね」
A.「好きだから(コレが)」

Q.「どうして日産の車ばっかり選ぶの?」
A.「好きだから(ゴーン社長が)」

Q.「今日の朝ご飯はうどんか、何でまた?」
A.「好きだから(うどんが)」

Q.「目玉焼きに何でオイスターソースなの?」
A.「好きだから(牡蠣が)」

とかいうやり取りならあんまり違和感がないと思うですよ。
好みの問題で片付けられる内容ですよね。



じゃあ次。


Q.「ちょ、確かに熱はあるけど座薬?何で?」
A.「好きだから(座薬が)」








 ( ゚д゚)






 ( ゚д゚ )


・・・変態、か?
例えば、「一刻も早く解熱する必要がある」とか、
「口から飲む薬じゃ効果が無いぐらい熱が高い」とか、そういう理由があるなら別だけど・・・


さて。



Q.「どうして(他の技法ではなく)その技法を導入されたのですか?」
A.「(その技法が)得意だし、好きだから」



・・・個人的にはどうかと思うのですが・・・だめじゃないかな。

2007年11月30日

新ジャンル:加湿器×湯沸かし器

ふと横を見ると、見慣れないマシーン発見。
















上から蒸気。隣で加熱。
何という高機能カップリング…
あの乾燥しきった研究室にぜひ欲しい。



やるな、東横インめ。

in神戸

今までこっちの知り合いと飲んでました。
何という体力の無駄遣い…明日発表だというのに。


今日は午後の高い方の新幹線で新神戸へ。

駅に着くとさっそくエスカレーターの洗礼を受けたりする。ホントに左を空けるのね。
三ノ宮駅からほど近く、迷うはずがないと思っていた宿泊先まで1時間近く迷う。
下調べの重要性を痛感しつつ、 どうせなので道草を楽しむことに。
















さっそくおいしそうなにおいに誘われる。

















購入。1コ140円也。
ちなみに道も教えてもらえました。



その後、友人と合流して飲む。
明日・・・あ、もはや今日だが発表はきちんとがんばろう。

2007年11月29日

どうにかこうにか

ポスター完成。

〆切に追い立てられている時は
『クソ忙しいのに何で学会発表なんて申し込んじゃったんだろう…(´・ω・`)』
と弱気になったりしてみましたが、出来てみるとがんばろうという気になるから不思議。
考察のお粗末さに泣きそうですが。


とりあえず今回の発表で修論の研究はひと段落。
分散分析の結果で群の特徴を見る研究はここまで。
正直、ここまで来てようやく自分の研究で何が分かって、どんなことが言えそうなのかの理解が進む。
えーっと、修論を提出してから約1年とか…長い道のりでした。


この後の重回帰分析やら調整的回帰分析やら二番煎じ的分析は
今後の研究計画と相談しながら軽蔑されない程度に煎じて発表していこうかと。


さて、今から旅支度…

2007年11月28日

せっせと

明後日出発の学会用のポスター作成中。

90cm×180cmのスペースにパッションをロジックにまとめ中。


周囲の院生にアドバイスを求めた結果…

①冒頭に文章でアブストラクトをつけてよ。
②背景は白系、文字は黒系がいい。
③ひざより下に考察を載せるな。
④カラーっていいよね。
⑤連絡先は載せておいた方が無難じゃね?

以上の5点が得られる。
②~⑤は自分も考えてたことで先刻承知な感じでしたが、①は意外。
文章をポスターに載せること自体、あんまり好みでないので
初の試みになるかと。

とりあえず明日(今日中)に印刷して配布資料まで作成するとなると明日は長い1日になりそうだ。

2007年11月27日

12月1日→12月30日

国際行動医学会の演題登録の締め切りが伸びる。



ふー。



この29日間の延長に正直救われる。
今月は他のことやら何やらで立て込んでいて諦めざるを得ないかと思っていたので一安心。

この学会、何せセッションテーマの幅が広い広い
パンフレットを参照するに…

・アドヒアランス
・加齢
・感染症
・アルコール、喫煙、薬物乱用
・遺伝・環境相互作用
・がん
・心血管疾患と肺疾患
・児童期と青年期
・糖尿病、代謝、栄養、肥満および摂食障害
・ジェンダーと健康
・保健行動
・健康教育と健康増進
・医療制度、医療政策、医療経済
・計測と方法
・疼痛、筋骨格系障害および神経筋障害
・身体活動
・身体表現性障害、慢性疲労、不定愁訴
・心身症と睡眠
・スクリーニング、早期発見
・社会経済的因子、文化と健康
・ストレス、精神生理学、精神神経免疫内分泌学
・暴力、いじめ、PTSD
・職場の保健
・伝統医療、統合医療、補完医療
・複合領域、その他

うーむ、何でもありか??


そして何より発表者に関して、『国際行動医学会の会員でなくてもOK』なのがうれしい。
自分の研究には結構たくさんの人に協力してもらっているので
できるだけ皆に業績の形で恩返しをしなければならない(と思っている)。
これでじっくりネタを吟味できる。




とか言ってると忘れそうなのでちゃんとまとめます、はい。

2007年11月26日

理想のツッコミは大竹まこと。

同期の院生と。


同:「@くん」

@:「何?」

同:「ウルトラシオシオハイミナール持ってない?」

@:「(笑)あるよ、モーゴの人々はいいの?」

同:「持ってないことに気づいたんだ…って、何それ?」

@:「今年のやつ」

同:「じゃあそれもかして」

@:「いいよ、今度持ってくるわ」


隣の席の先輩が『何の話してんだ、こいつら?』と首を傾げていましたが、
彼は@と趣味を共有できる数少ない友人です。

ビバ・シティボーイズ!!!

2007年11月25日

筑波山

完全off日を目指す土曜日なので、紅葉を見物に筑波山へ。

渋滞は大学時代の出前のバイトと
趣味のサイクリングで4年かけて習得した農道メインの行程で被害を最小限に。
ただ寝坊が祟り、歩いて登るのはあきらめてケーブルカーで登る。


紅葉は・・・ケーブルカー乗り場の脇にあったもみじが一番きれいだった気が。
夕日が沈む風景はなかなかでしたが。




しかし山頂は強風もあいまって非常に寒かった。


















その上、帰りのケーブルカーはこんな感じの行列っぷり。
とにかく寒かった。
山に行く際にはダウンジャケット必須。



さてそんでもって今週の1冊。
しゃばけ
帰りに寄った本屋で何やらアピールされていたので文庫を購入。
偶然にも同日にドラマになっていたとか。知らないで見てしまわなくて良かった。
すべてがFになる』とどっちにしようか最後まで迷ったのだけど…
こちらは文庫でも700円台。割引のある書籍部で買おうかと。

感想。
・娯楽。深く考えずに楽しめた。
・さらさら読めるのが不思議な感じ。
・屏風のぞきがステキ。
・さらっと読めるが、とにかく金平糖やら草団子やら大福餅やら甘そうなお菓子が出てきて、
 寝る前に読んで小腹が空きました。甘党ですから。

来週はこの続きの“ぬしさまへ”かな・・・と行きたいところですが、
学会で神戸なので読めるかな?

2007年11月23日

もらいもの→贈り物

昨日、以前に卒論のチューターをした学生さんが突然研究室を訪ねてきた。
何でも卒論の内容を学会で発表したので挨拶に来てくれたらしい。
しかも手土産持参で。




うほ・・・何という義理深さ・・・
世が世なら一国一城の主とかになっちゃうんじゃないか、こやつめ。




卒論提出前々日に図表を作るのを手伝ったのは今となってはいい思い出。
で、いただいたモノがこちら。




















何という『追い詰められている人への応急手当セット』・・・
これは間違いなく救援物資。





何故。





よくよく考えれば、彼のチューターをしていた時期は自分も修論の真っ盛りで、
毎週の徹夜日が平均3~4日の時期。
臨床活動に青々とした目のクマのせいで支障をきたさないか心配で、
相方のメイク道具を手にとってこっそり試してみたり。見つかって怒られてみたり。
そのイメージで選んでくれたものと思われる。

彼の許可を取って、勤労感謝の日にも関わらず修論に励むD2にアリナミンを配る。
祝日だろうが、日曜日だろうが『そんなの関係ねぇ』な皆さんです。


さて、自分も見習って研究研究・・・
とりあえず目指せ年内投稿。

立花兄弟といえば

スカイラブハリケーン。
他にもスカイラブで飛ぶ→スライディングのパターンもあったような。
あと発射台こと次藤を使ったスカイラブツイン。


朝も早くからコンビニに駆け込み、ヤングジャンプの今週号を立ち読み。
昨日のサッカー五輪代表の試合よりも心待ちにしていたお話。

キャプテン翼GOLDEN-23アジア激闘編。
GOAL93 先制点の代償。


立花兄弟オワタ\(^o^)/


スカイラブハリケーンでとった1点の代償に退場。
描写的に引退フラグ?
あと2点とらないと五輪出場がダメなわけだが、
前半の1プレイの1点で終了でいいのかオイ。


森崎兄弟枠で双子ボランチという活路を見出し、何とか今後も生き残れるかと思ったのに・・・残念。









そんなに思い入れが強いわけではないのですが、妙に気になった。
さらば立花兄弟。

2007年11月21日

『インストラクター』も努力せにゃ。

疲れた。
持ち込み可の試験ということは、
『問題に応じて手元にあるレジュメを活用できるか否か』が勝負なのではないかと。

となるとレジュメを作成するインストラクターとしては
自分の作った資料が如何に『有用か』が問われる気がしてしまう。
もちろん受講してる人の努力量が一番寄与率が高いんですが。


うーん。
授業の準備をするもの、インストラクターするのもすごく楽しいんだけれども、
果たして役に立ってるのかな・・・と心配。
特に「統計」に関してはエキスパートとは程遠い。自分が学部生のころは落第寸前でしたし。
ええ、赤点とか赤点とか追試とか。
今日も帰無仮説の採択/棄却でテンヤワンヤしてしまったし。
棄却域がアレで、絶対値がアレで・・・

分かりやすく。
でも本質からは離れずに。
できることならば、面白さ?これをどう使うのかとか。


『研究』と『臨床』と・・・『教育』ってやつですな。
教育の勉強というのも難しい。
『授業スキル』みたいなのってどこで人は腕を磨くんでしょうかね。


長らく本棚でほこりをかぶってるティップス先生でも寝る前に読むか。

2007年11月20日

パッションをロジックに

ゼミでぽろっと漏らした自動思考の内容でからかわれる日々。
うーむ、もっとひっそりと公開すべきだったか。反省。



今日は博士課程の1年生・・・他で言うところのM1の研究の構想発表を聞く。
卒論のテーマを聞いた後はなかなか研究テーマのことを聞く機会がなく、
「何をやりたいのか?」をようやく漠然とだが知ることに。




ふむ。
パッションが満載でディ・モールト(非常に)楽しい。




自分たちが修論生の頃、
同期の男組4人でお互いの研究計画を叩きあっていたころを思い出す。

□テーマ:「何やりたいの?」

□将来性:「博論までつながるの?」

□ベネフィット:「人の役に立つの?」

□実現可能性:「その研究、出来んの?」

どういう話の流れか忘れたけど、この4つのチェックボックスが登場。
2年前なのにけっこうきっちり覚えてるのが我ながら気色悪いけど、
この叩きあいはおもしろかったなぁ。
4人ともどっかしらでつまづいていて、妥協やら深化が必要だったけか。
苦笑いの表情が忘れられないぜ。


「テーマ」を決めると、やることが決まる。
言い換えれば無限だった可能性に一定の制約を加えて方向性を持たせる。
まっさらなスケッチブックにすっと横線を引いて地面を作る感じ?
あれ、これ何てエヴァンゲリオン最終話?



@は「実現可能性」に思いっきり難があり、
何とかして『妄想』を『構想』に落とさなきゃいけませんでしたね。
妥協と呼ぶのか、精緻化と呼ぶのかは分かりません。
今現在も格闘中。


「将来性」と言われると今でも悩むけど、
事実これは博士課程の1年次…D3の今になって初めてリアルに直面。
博士論文という体裁を整えられるのか?痛い。
別に博士論文がゴールではないと思っているけれども、「修論以後につながるか?」ってことなのか。
個々人の人生設計にもよる希ガス。
質疑応答をどこまでやるかみたいな部分?


「ベネフィット」・・・今まさに自分が直面している課題ですね。
自分の研究は基礎研究の中でも、さらに基礎よりの認知な研究なので、
常々、『何に役に立つんだ、このmsec(ミリ秒)は・・・』と頭を抱えています。
もちろん基礎研究が役に立たないなんて毛ほども思っていません。
むしろ臨床とのつながりの分かりやすさを主張しすぎて、何番煎じの薄味か分からないものは
どうかと常々思っています。

ただ、基礎研究と銘を打つ以上、
『どういう風に活かすことが出来るか?』を常に考える必要があるんじゃないかなと。
それは『いつか誰かがこの結果を元に介入方法を考えてちょ(はーと)』 ではなく、
実験計画の中に組み込んでいく必要があるんじゃないかと。
何に対する『基礎』なのかと。

えらそうに言いながらも、この前の認知療法学会で応用方法をフロアから聞かれ、
しどろもどろで誤魔化しましたけどね、自分。
何にせよ、自分の研究を考える上で欠かせない部分です、『ベネフィット』。


きっとこれからも研究をする/見るたびにこの4つのチェックボックスが頭に浮かびそうな予感。
そのたびにきっと同期らの苦笑いが思い浮かぶ潜在記憶バイアスに悩まされるのだろうか。
実に良い。

「心理学に統計って関係あるんですか?」

3学期制の大学なので、そろそろ2学期のテスト期間。
いつも静かな図書館が急に騒がしくなって・・・カチンときたり、季節を感じてみたり。
とりあえず10人単位でテーブル2つを貸しきるのは勘弁してつかぁさい。



で、@がTAをしている講義も明後日がテスト。
というわけで明日の演習はテスト対策な時間です。



・・・今日は関数電卓を片手に過去問とにらめっこ。
自分が大学生の時はこのテスト直前対策に非常にお世話になったので恩返し。
因果応報?


今日のタイトルな質問とか、
「何でこんなことやらなくちゃいけないんですか?」
「分からないと心理学できませんか?」
「心理学じゃなくて数学じゃないか、文系なんですけど」
「やる意義がわからないです」

・・・などは、授業の感想でよく目にする常連のフレーズです。
個人的にはテクニカルな疑問や感想よりも、こういう感想に応対したいと思うのですが、
やらなきゃならない時間があるのでなかなか回答できないジレンマ。

記述統計や推測統計の方法を理解していないと『調査』ができない。
でもって先達の論文の意味が分からない。考察のがんばり方が見抜けない。

こういう名著を講義の中でネタにできないかな・・・と思うんだけど。
むしろコレを教科書に使うとかどうでしょう(笑)

『統計そのもの』に興味を持ってる人もいるし、『統計のuser』で十分な人もいる。
必要とされる知識の質と量に、この2者の間には差があると思うんだけどなぁ。
でも受講する学生さんがどっちに興味を持つか分からない以上、両方カバーする方向なんだろうな。


とりあえず、userの立場から今日は統計のお勉強な日になりそうです。

2007年11月19日

だからアレほど早く予約をしろと…

・・・と院生室で相方に詰め寄られる始末。
月末の神戸の宿を予約するのを忘れていました。

とりあえずネットで対策をとベストリザーブへ。




ふむふむ。











宿ねぇぇええええええええええええええええええeeeeeeeeeeeeee!!!!!!!!!!!!!!!!!!!111111




どうしても足りない。12/1(土)~12/2(日)がない。
1泊足りない!!!

最後の頼りのJTBにもお願いしてみたのですが、
見つけてくれたのは1泊3万円の宿でした。絶対無理。3万合ったら家賃を払う。




ま、しょうがないか。

2007年11月18日

ひと段落したし、読書でも

火曜日と金曜日の『』な分のお仕事がようやく終わりました。
1日に5件の発達検査が週2日あった今週はなかなかハード。研究ノータッチ。むむむ。
ん?でもテスターの人はこういう毎日なんだろうか・・・?


帰って仕事でも研究でもない感じの本を読もうっと。
待ってろ、海堂尊め。

『チーム・バチスタの栄光』→3日に読んだ。白鳥(・∀・)イイ!!

『ナイチンゲールの沈黙』→10日に読んだ。微妙。リアリティ少。

『ジェネラル・ルージュの凱旋』→昨日読みたかった。


大学にある書籍部で注文すればどんな本でも「1割引」なので、
研究本だろうが娯楽本だろうがマンガだろうが、何でも注文。
次はもうすぐコレが届くはず。
前作表紙が表紙だけにちょっと受取が恥ずかしかったのは秘密。
楽しみ楽しみ。


毎週土曜日は『読書の日』(希望)。
とりあえず手始めに気になっていた海堂尊狙い撃ちでした。

月末には行動療法学会で神戸だし、電車で読む本を仕入れなければ。

カバーと侮れないSotte Bosse


Sotte Bosseを聴きながら休日出勤。
借りてきたのさ、moment



甘い。甘いぞ、歌声!!
楓(スピッツ)がとても良い!三日月(絢香)も良い。
和む。
カバーもいいがオリジナルの曲の方が個人的には好き。



2日間の外勤で蓄えた所見の現実は厳しい。
記憶手がかりとして印象メモと書きなぐった感想が必須です。
いでよ、潜在記憶。

今日の隣の先輩との会話。

先輩:「@くん」
@:「なんすか?」
先輩:「俺らってさ、この先ずっと一生この所見を書いたりっていうのを続けるのかな」
@:「転職するかフリーターにならない限りは…」
先輩:「だよな~」


・・・・・


先輩:「ハワイ行きてぇ」
@:「いいっすね」




タタカワナキャ、ゲンジツト。
さて、分度器で角度角度…

2007年11月15日

TO DO LIST

卓上にコレを置いて予定を確認しながら毎日を送っています。


仕事のカテゴリー別に色分けしてあるので
一目見れば何の仕事が滞っているかは一目瞭然。

:研究

:心理統計とかの授業TA
:学外の臨床
:学内の臨床
:地域の中学校での介入
黒:学内の雑務

・・・今のところ、緑と青でとっても寒色系なリスト構成になっております。
この前までは学内の研究発表会の雑務で黒びっしりな暗黒構成でした。

最近、徐々に緑が増加。
発達検査のオーダーが山盛り。
そうなると帰宅時の脳の回転数がかなり低下気味です。

同期と話していたのですが、
一日の限られた時間をどこに配分するのかが、QOLにかなり重要かと。
で、〆切とのバランスが取れなくなった場合には、睡眠時間を削るかクオリティを落とすしかない。
もしくは〆切が長い研究を後回しにするとか。
本末転倒な気もするけど。

適応的な不時着点を模索しつつ、とりあえず目前の緑マークを1つでも消さねば。

2007年11月12日

今から

インフルエンザの予防接種。
極めて注射は苦手だが、職業柄仕方が無い…“流行”の最先端ですから。

博士号&臨床心理士をもったフリーター?

明日も朝が早いのに何故まだ研究室なのか?
  →仕事終わってないからです。うつ。


そんなこんなで居残りです。
研究室は30人前後の席があり、基本的にはそこで
臨床をしたり、研究したり、その他の仕事したりしています。

来る時間もまちまち。

・8時~17時ぐらいの人。
・10時~19時ぐらいの人。
・15時~未明の人。

だいたい3パターンぐらい。@は一番下。


夜は人もあんまりいないので、
基本的に私語厳禁な部屋ですが、うるさくない程度に雑談可能でステキ。
今日は手元にあった“高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院”が
ちょっとした話題に。


院生4名(卒業間近2名、D2、@)の結論。
「「「「博士の就職が大変だって?知ってて来てるがなwwwwww」」」」

3年次のプレ卒論や、4年次の卒論のチューターの院生から散々教えられるからね。
@のチューターの方は俺が『入院』すると知った際に、
近所のファミレスに呼び出して、如何に『自立困難か』を説いてくれたっけ。
なつかしい。

とりあえず後ろ盾も何にも無いし、安定した就職とか全く期待できないことを知識として知った上で
大学院調べて、やってるんだから何も文句が言えない(・・・と思っている)。
就職活動の情報収集と同じかと。

生じる不安は先輩が研究している『就職活動不安』ではなく、おなじみの『テスト不安』になるけど。


とりあえず生活できるようになれるよう、今日も今日とて研究室で夜更かし中。

2007年11月11日

抑うつと不安と自己注目と…ついでに注意バイアス。

遅ればせながら心理学研究78巻4号が我が家にも届いていました。
うーむ、向かいの席の院生に比べて5日ほど遅いのはなぜなんだろうか?
滞納してたからとかだったら恥ずかしい。


日本郵政公社と事務局との相関関係はさておき。
問題は中身。

自己注目と抑うつおよび不安との関連
2007, 78(4), pp.365-371.
(key word:self-focused attention, depression, anxiety, cognitive operation, attentional bias)

「自分自身にネガティブな注意を向けること」と「抑うつ」は関係せず、「不安」と関係している。
実はこれまで指摘されてきた「抑うつ」との関係は、「不安」との関係が反映されたにすぎない。

・・・という刺激的な内容。

分析方法が、
 ①単相関→偏相関&重回帰
 ②分散分析(;自己注目指標について抑うつ・不安・併存・両低で群間比較)
 ③共分散構造分析

・・・なんというか、シンプルなだけに強い。


ダイレクトに自分の研究テーマと関係があるわけではないのだけれども、
key wordに含まれているattentional biasといい、
自分も手元で引用しているBeuke, Fischer,&MaDowall(2003)といい、
ロジックのまとめ方の参考になりそうな気配。


【気になった点】
□自己注目についての質問紙=注意プロセスの測定=注意実験?
□“state”な気分の影響は?
□抑うつ得点と不安得点の両方が高い人=“併存群(comorbid group)”(参考にさせていただきます)


うーん・・・書いていて思うけれども、これって自分のロジックの弱みだ。

2007年11月8日

貯金爆弾(タカラトミー)

何という貯金箱・・・
研究室に置いておいたら間違いなく狙われる…

from 貯金しないと“大爆発”、タカラトミーの「貯金爆弾」

でも爆発の瞬間は見たい。

行動療法学会のプログラム

メールボックスから異常にはみ出た形で発見。

今年は神戸で開催な行動療法学会
おそらく一人旅。
一昨年や去年に比べれば顔見知りは多くなったけどちょっとさみしい。

今回は「脳」のワークショップ『脳を知る 認知行動療法の脳科学的基盤』があるので
気合を入れていかねば。

初日は発表もあるし準備準備・・・
さて、夜行バス→漫画喫茶コースにするか、まともに宿を取るかが非常に悩ましい。


2007年11月7日

t検定①

院生だけど授業もやったり。
…ティーチング・アシスタント(TA)みたいな感じで心理統計の授業の演習をやってます。
今日の内容はt検定
ただし母集団の平均値が分かっている状態限定。現実的ではないが練習ですから。

①帰無仮説&対立仮説を立てる。
  →両側仮説か片側仮説か?
    「Aさんの将棋の腕前は、Bさんとは異なる」;両側仮説
    「Aさんの将棋の腕前は、Bさんより上だ」;片側仮説

②t値求める。
  →(標本平均-母平均)÷(標本の標準偏差÷自由度)

③自由度と有意水準に従ってt分布表とにらめっこ。
  →教科書参照。

④帰無仮説を棄却できるとかできないとか。
  →絶対値とか棄却域とか自分に合った方法で。

口頭で説明すると・・・
 ・t値→てぃーち。
 ・p値→ぴーち。


後者はいつ聞いても「ピーチ」。共感者多数。ちょっとうれしい。
あんまりうまくない説明で果たして学生さんに伝わったかどうかが心配。

自分が学部生だったころに分からなかったことを教える立場になり、
教えることの困難さを知るメタ認知な講義。

当時は「こんなん意味ないし」という中2的態度で講義を受けていたが、
院生になってほんのちょっと知識が付いた後だと、大切さが分かるから不思議。

次回はたぶん平均値の差のt検定かと。
その前に追加資料を作って配らないとな…

blog再開。

ネット環境が一新されてこれまでの設定が使えなくなりましたよ。コンチクショウ。
という訳で細々とよろしくお願いいたします。
PCと接続設定が変わっただけで何故ここまで不便になるんだ…おのれ、某サーバめ。
しかしフリーメールからブログの設定まで更新不能になるのはどうしてだろう?


テンプレ化した自己紹介させていただきますと、
私は子どもの臨床心理学な博士課程の大学院の学生です。
本業は、おそらく臨床心理学の「研究」なのでしょうが、
最近は「臨床」部分と「その他のお仕事」にかなり偏っています。

研究をやらんとな~、と思いつつも手元のデータと格闘し、
雑多な毎日から研究の時間を搾り出すのに必死な毎日を送っています。

嘘です。かなり研究は後回しです。
まずいです。 最近焦って夜残ってます。
そこらへんは追々。


それではチラシの裏的ノートですが気が向いたらよろしくお願いします。