2007年11月20日

「心理学に統計って関係あるんですか?」

3学期制の大学なので、そろそろ2学期のテスト期間。
いつも静かな図書館が急に騒がしくなって・・・カチンときたり、季節を感じてみたり。
とりあえず10人単位でテーブル2つを貸しきるのは勘弁してつかぁさい。



で、@がTAをしている講義も明後日がテスト。
というわけで明日の演習はテスト対策な時間です。



・・・今日は関数電卓を片手に過去問とにらめっこ。
自分が大学生の時はこのテスト直前対策に非常にお世話になったので恩返し。
因果応報?


今日のタイトルな質問とか、
「何でこんなことやらなくちゃいけないんですか?」
「分からないと心理学できませんか?」
「心理学じゃなくて数学じゃないか、文系なんですけど」
「やる意義がわからないです」

・・・などは、授業の感想でよく目にする常連のフレーズです。
個人的にはテクニカルな疑問や感想よりも、こういう感想に応対したいと思うのですが、
やらなきゃならない時間があるのでなかなか回答できないジレンマ。

記述統計や推測統計の方法を理解していないと『調査』ができない。
でもって先達の論文の意味が分からない。考察のがんばり方が見抜けない。

こういう名著を講義の中でネタにできないかな・・・と思うんだけど。
むしろコレを教科書に使うとかどうでしょう(笑)

『統計そのもの』に興味を持ってる人もいるし、『統計のuser』で十分な人もいる。
必要とされる知識の質と量に、この2者の間には差があると思うんだけどなぁ。
でも受講する学生さんがどっちに興味を持つか分からない以上、両方カバーする方向なんだろうな。


とりあえず、userの立場から今日は統計のお勉強な日になりそうです。

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