2007年11月11日

抑うつと不安と自己注目と…ついでに注意バイアス。

遅ればせながら心理学研究78巻4号が我が家にも届いていました。
うーむ、向かいの席の院生に比べて5日ほど遅いのはなぜなんだろうか?
滞納してたからとかだったら恥ずかしい。


日本郵政公社と事務局との相関関係はさておき。
問題は中身。

自己注目と抑うつおよび不安との関連
2007, 78(4), pp.365-371.
(key word:self-focused attention, depression, anxiety, cognitive operation, attentional bias)

「自分自身にネガティブな注意を向けること」と「抑うつ」は関係せず、「不安」と関係している。
実はこれまで指摘されてきた「抑うつ」との関係は、「不安」との関係が反映されたにすぎない。

・・・という刺激的な内容。

分析方法が、
 ①単相関→偏相関&重回帰
 ②分散分析(;自己注目指標について抑うつ・不安・併存・両低で群間比較)
 ③共分散構造分析

・・・なんというか、シンプルなだけに強い。


ダイレクトに自分の研究テーマと関係があるわけではないのだけれども、
key wordに含まれているattentional biasといい、
自分も手元で引用しているBeuke, Fischer,&MaDowall(2003)といい、
ロジックのまとめ方の参考になりそうな気配。


【気になった点】
□自己注目についての質問紙=注意プロセスの測定=注意実験?
□“state”な気分の影響は?
□抑うつ得点と不安得点の両方が高い人=“併存群(comorbid group)”(参考にさせていただきます)


うーん・・・書いていて思うけれども、これって自分のロジックの弱みだ。

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