2010年2月22日

こだわりをもって定義された、イメージ出来そでできない造語

実に中身がわかりにくくなってしまう。
こちらの場合は「調制」。regulation。















乳児研究と成人の精神分析;共構築され続ける相互交流の理論


まずは事例→理論的背景→事例というサンドイッチぶりでおもしろいのだが、
実に、ことばの理解が難しい。
某ヘッ○ス並。


考え方とかこだわってるところはすごくおもしろいので、
ちゃんと読めたら次は間主観性の方にも挑戦してみるか。


あとはカタカナ。「オーガナイズ」とか日本語にならなかったんだろうな。
統合ではニュアンスがちがったのだろう。・

ましてや「オーガナイジングプリンシプル」とか…

メインのテーマの1つは乳児と母親の相互「的」な非言語的な交流ですが、
まずは著者との言語的交流に必死です。

2010年2月17日

とし子、宇宙へ!

パーソナルからユニバーサルへ。
ようつべで探してしまうあたり、如何に動機づけが低下していることか。


Powers of Ten-10


有名な?イームズさんのピクニックから宇宙へな動画。

版権が大丈夫なら現在、申し込み中の日心WSで
開始前に流しっぱなしにしたいものだ。




また、この動画と本日のお題である
スーパーバイオレンスマグナムボール3号~とし子、宇宙へ!~』とは一切関係ない。


自明のこととは思うが、
スーパーバイオレンスマグナムボール二号~とし子は今、
外国人男性マイクスペクター氏と結婚し、とし子スペクターという名前!』とも関係ない。


いわずもがな
スーパーバイオレンスマグナムボール一号~そしてトシ子は今~』とも関係のない。



そしてこのブログへの逃避行動は、今まさに動機づけが尽きんしている
本日夕方の勉強会の資料作成とも全く関係がない。

2010年2月16日

既読論文の管理。

「そういや・・・あんな解釈があったな」

…というメインテーマな結果の解釈を試みていて
必要となる論文を探す。たしかに複写した、私費で。



ない。



いやいや、いやいやいやいや…



本棚ひっくり返して探す。
この「注意そのもの」ケースファイル以外にはソートされるのはありえない。
あるとしたら「児童・生徒の注意バイアス雑多」か?
「気分障害と注意バイアスか」フォルダか?



ない。ないったらない。



[考察用!神!]という評価をしている数少ない論文がない。
アブストの訳の自分の感想を書いたデータはあるが、そのものがない。


・・・『Emotion』の論文が、ない。
所蔵図書館が11館しかない『Emotion』の論文が、ない。



複写、依頼…再び、か


orz

2010年2月13日

計画的に

今年度「も」無事延長された模様。
日本心理学会第74回のwebでの各種申込

15日→22日と、1週間のびーる。



   // / / /イ' / / /| l |  ,ィ'  |ヽ  |
    // /// / // //! | //  |. | l. l.
   / /// /,/ /  /,.イ/| | /,! | ハ l l、|         ┌┬┐
   /// / / / / // //  | l|   ! ,. リ | |.| | !      ├┼┤
    /  / /,イ,//彡 '// , || ,l / リ | | | |l |         └┴┘
   // '// /∠ ////  ||/ /,!/ イ! | | || |       / |_ヽヽ
     / / ' / /  //  ,/ | レ ノ//  ,! | ! |||
     /./ /∠  ,/// / ,.ィ1|///  // |l | ||        |   ヽ
    /| | / /  //  _,.-7 / ∧ル' /,/ 川 l.|          ∨
.     | |// _,.,.ィ/rァ,.-、ヽ.y'、/ / /_/ / リ /
    | |/ /'/Xヽイ (.フ/) /ヘ',.ィ' ,r∠/彡/ ,!//         、 マ
  / l |/!,//' /' !`¨7 ./ /r7/| /彡/ ,/イ/          ┐用
     l{ |/   ′|     '′´  | '彡/ / |!            '^ー‐
    / ` |               |/,/,l/
   /                  |V /                 |   |
  '             ヽ- ,.. ノ                 レ  |
  \     `ー------- '/ ヽ                     /
.    \            /    ヽ
      \       /      |                   /7
      /ヽ、   ノ         |                     //
   `¨ ‐'_    i  ̄  |        l                 o
    / ヽ   |     |        |
   /    ヽ  l.     |     |
  /      〉 ,|      |      |
  \    / ` |     |       |
    `ト ノ l.  |    /       |
    |   | /  /       |



今回の申込みを「先延ばし」できるほど肝が座っていない。
共謀者との話し合いが終わればすぐにでも入力し終えてしまいたい。

2010年2月11日

「研究の臨床的意義って何ですか?」

と、ゲストに招かれた「研究法」の学部生さんから尋ねられる。
熱いなオイ。

「どうやったらおもしろくなるか」という点で議論を行うお二方と、
それを見守るインストラクター殿の関係性も非常に好ましいが、
上記の質問は、臨床心理学の研究に向きあおうとしている感じで実に好ましかった。


どういう風に活かせるのかは、臨床心理学の研究者「が/も」考えるべきこと。
『どこの視点から』『どんな風に』とか。

「精神的健康の従属変数を加えれば臨床心理学」というのは思考停止に近い、と思う。




という説明の時に"マトリョーシカちゃん"は実にマジカル。


その心的現象に対する独立変数の設定の際、
「どの視点から?/どこから?」は広くも細かくもできる。

・日本人の特徴とかから、臨床的意義を考えたいなら、文化心理学的な変数を、
・個人と社会との関係性から、臨床的意義を考えたいなら、社会心理学的な変数を、
・もう少し狭い関係性の特徴から考えたいなら、家族心理学や発達心理学的な変数を、
・個人の特徴のレベルで考えたいなら…
・その特徴のメカニズムで考えたいなら…
・メカニズムを支える生理的基盤で考えたいなら…
・生理的基盤で働く神経伝達物質で…


やはり研究者のスタンスによって、最適サイズは異なる。
マトリョーシカちゃんはどこまでも大きく、どこまでも小さくなる。

どのサイズで意義を見いだすのか/興味を持つのかは、
臨床家のスタンスによって異なる。はず。
読みとく際に、研究者が論文上で設定している最適サイズを、大きくしても小さくしても、
そこに臨床的な「示唆」は存在する。
別に、完全に合致している必要はない。お互いが、お互いのスタンスを尊重しつつ、
自分の目的につながるように、調整して情報を交換すれば良い。



うへへへへへ、楽しい。
もう少し文献的にレビューして、マトリョーシカちゃんを整えたいものだ。


とりあえずゲストなのにおごらされたアルルのケーキ代は
この楽しい思考時間の対価として十分だったとしよう。

いつも心に名言を

現場の真の実践家は、研究者の、微細なのんびりした、かつ経験的にわかりきったことの、量的研究の内容を軽んじてしまう。
 現場はもっと繊細で生きており、しかも今解決しなければならない、寝ないで解決しなければならないことばかりだ。
たが、現場では実はエビデンスがない。明日また同じように上手くいくかは説明責任がない。
もっとやれるを、説明すべきだが、研究はそんなものじゃない奥の深さがあるから行動科学会

理事長日記』様の一文。


こういったお考えをお持ちの方に今のサブなお仕事で関われることが至福。
お名前も何も存じ上げないが、9月の学会発表で間接的にでもお会いできれば幸いの極み。

2010年2月10日

「じゃあこれの解説の章は@君、書いてね」

死亡フラグ。
いや、死には至らない。
『メインの研究ではないが非常にオモチロイ仕事割り振られ』フラグ。

いかんなー、あの人は「夢を見せる」。
ガチに信用して仕事をふられるので、どうしても応えたくなる。
同様に参加している近隣の大学の講師の方も、元は障害児に関する専攻だったらしい。
今は半分、高齢者の臨床を専門としているように見えるが。


何だかんだと自分もがっちりと乗せられており、
先週の電車の中やフィードバックの待ち時間に『まとめシート』を作成してしまう。
我ながら良い出来。

何だかんだ修正を加えて、とりあえず“研究者グループ”からの第1案としてGoサインが出る始末。


マジか。


チクショウ、楽しいぜ。

「あの人に話して欲しいなぁ…でも頼めるかな」

「とりあえずメールだ!

そんな贅沢な悩みの毎日。
来年度の日心では、Amazonで購入したマトリョーシカを片手に
研究者と臨床家の『共謀』についてワークショップをするんだ。したいな。企画中。











its magical!



マトリョーシカ人形…意外と高い。
できれば6個ぐらいが良い。


一番でかいのが「人類にとってA」。
一番ちっちゃいのが「遺伝子からみたA」。

実にマジカルに立場が違う者の間で取り扱われる同じ構成概念の最適サイズを
示してくれる心憎いお人形さんメタファー。
共謀者も述べていたが、いつの日か「ああ、あのマトリョーシカのWSね」と
呼ばれるようになったりしたら実にオモチロイ。



…しかし画像検索してディスプレイに溢れるお人形さんが、
案外怖くて困る。
丑三つ時には推奨しない。



なお画像を延々と追いかけていくと、ちらほらローゼンメイデンが出てくるから要注意だ。
研究室での検索はこれまた推奨しない。

院に合格した後の空白時期に、後輩からみっちりレクチャーされた内容が残っている模様。
金糸雀」も「雪華綺晶」もおそらく『正しく』読める。
学習は実に恐ろしい。



企画者2年目、絶賛苦戦中。
そして絶賛お楽しみ中。
話したい人・話して欲しい人にレスポンスをいただけるというのは実に楽しい。

良い知らせでも、悪い知らせでも、
どこかに興味と関心が向けられているメールにはついつい返事が長くなる。
誠に申し訳ない。



ぐぬ…俺もやっぱりしゃべりたい…かも…

2010年2月9日

科研費黙示録@

     ____________
    ヾミ || || || || || || || ,l,,l,,l 川〃彡|
     V~~''-山┴''''""~   ヾニニ彡|      申請書類の提出・・・・・・!
     / 二ー―''二      ヾニニ┤       提出は確かに求めたが・・・
    <'-.,   ̄ ̄     _,,,..-‐、 〉ニニ|       今回 内線で その時と場所の
   /"''-ニ,‐l   l`__ニ-‐'''""` /ニ二|       指定まではしていない
   | ===、!  `=====、  l =lべ=|
.   | `ー゚‐'/   `ー‐゚―'   l.=lへ|~|       そのことを
    |`ー‐/    `ー――  H<,〉|=|       どうか諸君らも
    |  /    、          l|__ノー|       思い出していただきたい
.   | /`ー ~ ′   \   .|ヾ.ニ|ヽ
    |l 下王l王l王l王lヲ|   | ヾ_,| \     つまり・・・・
.     |    ≡         |   `l   \__   我々がその気になれば
    !、           _,,..-'′ /l     | ~'''  書類の提出期限は
‐''" ̄| `iー-..,,,_,,,,,....-‐'''"    /  |      |    1年前 2年前ということも
 -―|  |\          /    |      |   ありうるだろう…ということ…!
事務 |   |  \      /      |      |



「ねーよwwwwww」

いや、配布された資料には
確かに「今年度採用者」の提出って書いてあったんですけどね。
念のため、手近な方の事務の人に内線で確認してもらったら
『必要だから作るように』とのこと。

おほ、こりゃいかんと作りましたよ!
そりゃ作りましたとも!必要だと聞いたからね!

したっけ『やっぱり要りませんでした』
『他の知り合いの方がいたら連絡しといてね』だと…?



ワロスwww



無念。

2009年10月11日

目を見開く1日目。

行動療法学会/認知療法学会初日。
年に一度のワークショップめぐり。

午前・午後・夜の3コマ。各3時間。
ずしり。


[午前]
前頭前野の部位別機能強化による認知行動療法の効果増強の可能性
(早稲田大学:熊野宏明)

[午後]
治療のプロセスをアセスメントする方法
(広島大学:杉浦義典)

[夜]
障害のある子どもの親に対するペアレント・トレーニング入門
;プログラムの実際のその運用
(鳥取大学:井上雅彦)




さて、感想を言う前に言っておくッ!
おれは今日これらのワークショップをみっちみちにだが体験した
い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

『おれは“臨床”について勉強をするためのWSを申し込んだ思ったら
“mindfullnessとアナログ研究/脳画像研究”を学んでいた』

な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれもどうしてこうなったのかわからなかった…

頭がどうにかなりそうだった(刺激的で)

PFC機能だとかトランスレーショナル・リサーチだとか
そんな個々別々の知識なんてもんじゃあ 断じてねぇ

もっとオモチロソウな研究-実践の片鱗を味わったぜ



いろいろと実に刺激的。
回避気味だった『距離を置く/メタ認知』だとか
ボンヤリだった『脳を扱うこと』のオモチロサとか方向性を色々と知れる。



まさに目を見開く機会だらけでした。



さぁ…明日は宮内庁御用達弁当だ…