院生だけど授業もやったり。
…ティーチング・アシスタント(TA)みたいな感じで心理統計の授業の演習をやってます。
今日の内容はt検定。
ただし母集団の平均値が分かっている状態限定。現実的ではないが練習ですから。
①帰無仮説&対立仮説を立てる。
→両側仮説か片側仮説か?
「Aさんの将棋の腕前は、Bさんとは異なる」;両側仮説
「Aさんの将棋の腕前は、Bさんより上だ」;片側仮説
②t値求める。
→(標本平均-母平均)÷(標本の標準偏差÷自由度)
③自由度と有意水準に従ってt分布表とにらめっこ。
→教科書参照。
④帰無仮説を棄却できるとかできないとか。
→絶対値とか棄却域とか自分に合った方法で。
口頭で説明すると・・・
・t値→てぃーち。
・p値→ぴーち。
後者はいつ聞いても「ピーチ」。共感者多数。ちょっとうれしい。
あんまりうまくない説明で果たして学生さんに伝わったかどうかが心配。
自分が学部生だったころに分からなかったことを教える立場になり、
教えることの困難さを知るメタ認知な講義。
当時は「こんなん意味ないし」という中2的態度で講義を受けていたが、
院生になってほんのちょっと知識が付いた後だと、大切さが分かるから不思議。
次回はたぶん平均値の差のt検定かと。
その前に追加資料を作って配らないとな…
2007年11月7日
t検定①
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