2009年6月10日

『あの頃のオマエはどこに行っちまったんだ?』

昨日のゼミ~本日にかけて複数の先輩と先生から伝えられる。

「修論の頃…」
「前の発表…」
「以前に話を聞いた時…」


うぐ。


「君がやりたいのって、こういうことなんじゃないの?」
「大人と子どもの間の違いみたいなところを…」
「なぜその世代で急に増えるのか…」
「そういうのことにこの研究は言及できないのか」(先生)

「おもしろいと思っている現象を活かすには…」
「博論という1つの形にまとめる中では…」
「言いたいこと、やりたいことってこういうことなのかなと」(先輩)


ゼミであんなに頭を抱え、感情を取り乱したのは久方ぶり。
自分の無能さと怠惰さと逃げ癖とカッコツケ願望を、
先輩・後輩・同期・先生の参加した全ての世代から頂戴する始末。








何というありがたさ。


こんな俺の「俺スゲェことやってる(はず)」という虚栄心に満ちた発表に、
耳を傾けてくれる。
汲み取ろうとしてくれる。
頭を捻ってくれる。


恥ずかしい。
自分がとても恥ずかしいです。


おかげで取り戻せました。
そうです、そうなんです。
俺がPCを抱えて駆けずり回ってきたのは、
それを知りたいからだったんデス。


別に創始者も指摘してる某心理療法の実証的な裏づけをするとか、
基礎研究と実践研究のインターフェースだとか、
そんなものは後から言われたり読んだりしたことなんDEATH。


チックショウ。
本当に学会のWSとかじゃなくて良かった。
愛と義務で出席してくれるゼミの場でよかった。



温故知新だとか原典回帰だとか
そんなカッコいいもんじゃあ 断じてねえ。

もっと情けのないものの片鱗を味わったぜ…




あの頃の俺?
…います!いますよ!
ちょっと忘れてたけど、まだおりますのですよ!!

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