2009年5月21日

若手向け国際会議(CBT系)の発表助成

認知療法学会のHPにて発見。
第6回認知療法学会記念 若手研究奨励基金


以下、部分部分をコピペ。

1.基金の目的
認知療法に関する研究を日本から海外に発信し、また欧米の研究を積極的に取り入れて日本の研究を活性化することを目的とし、本学会の若手会員が欧米の学会に参加することを支援するために本基金を設ける。

2.基金の運用
本基金は、2006年に東京大学駒場キャンパスで開催され盛会に終わった第6回日本認知療法学会における余剰金180万円をもってあてるものとする。本基金は日本認知療法学会が管理する。基金がなくなった時点で助成を打ち切る。



すげぇ。
学会運用費の余剰金をこうやって使ってんのか。




3.助成対象者の条件
① 日本認知療法学会に所属している会員であること。
② 2009年以降に欧米で開催される認知療法・認知行動療法に関係する学会に参加すること。

例えば、下記のような学会とする。世界行動療法認知療法会議(World Congress of Behavioral and Cognitive Therapies:WCBCT)、国際認知心理療法学会(International Association for Cognitive Psychotherapy:IACP)、アメリカ行動療法認知療法学会(Association for Behavioral and Cognitive Therapies:ABCT)、イギリス行動認知療法学会(British Association for Behavioural and Cognitive Psychotherapies:BABCP)、ヨーロッパ認知行動療法学会(European Association for Behavioural and Cognitive Therapies:EABCT)。

ただし、2010年にアメリカで開催されるWCBCTに関しては、「WCBCT2004記念若手研究奨励基金」からの助成がおこなわれるので、助成の対象としない。

③ これらの学会に参加して、筆頭著者として発表すること。発表の形式は、口頭発表,ポスター発表,一般演題,シンポジウムなどを問わない。
④ 大会から正式な採択通知のあるもの。あるいはプログラムなどに正式に印刷されているもの。
⑤ 年齢は、発表時に35歳以下であること。
⑥ 発表時に日本国内に居住していること。
⑦ 他の助成金(例えば、科学研究費補助金、大学からの学会発表支援金など)を受ける場合は、申請できないものとする。他の助成金との重複申請は認めるが、もし他の助成金が得られると確定した時点において、本基金は辞退(返金)すること。
⑤ 大会の発表後3ヶ月以内であれば、上の条件を満たせば、さかのぼって申請できるものとする。ただし、3ヶ月を過ぎたものは助成の資格を失う。
⑥ 一度本助成を受けた者は再申請できない。



適用範囲が広くていいが気づくのが/発表が遅い印象。
EABCT(基礎ガチ)とABCT(介入ガチ)は今年の秋開催。
BABCPに至っては7月。

唯一まだっぽいのは
国際認知心理療法会議か?
2011年6月2-5日@イスタンブールぽい。
若干遠い気も。



どちらかと言うと「メゲズニ申し込んだチャレンジブルな若手を支援」って感じなのか。
もっと前から教えてくれてればきっと話がちがっただろうになぁ。



以前に、行動分析学会・行動療法学会・認知療法学会の3学会が
主催していたWCBCTの発表助成もまだ続くらしい。
自分も2007のバルセロナの時にお世話になった。

申請を迷いに迷っていたが、
研究室の先輩に『キチンとした国際会議はすげぇ!』『WCBCTはガチ』と
酒の席で勧められ、突貫した覚えが。
確か、選考基準は…内容と年齢の若さだったような…気が。


おかげでステキな体験とトラウマティックな体験ができましたっけ。
二度と1人で海外に行かないと誓った。
学会自体はすごい。
WSとシンポジウムのテーマが広くて深くて網羅的だったのが印象的。


4.助成の額と使途
助成金額は一律10万円とする。助成金額は、学会事務局から助成対象者の銀行口座宛に振り込まれる。
助成金の使用目的は学会での発表に関わることであれば使途を問わない。




『自由に使えよ』な10万円。



とりあえず手元のデータを分析分析…

2010年のボストンでのWCBCTは行く予定(松坂的に考えて)だが、
その頃にはインフルエンザが大丈夫になっているといいのだけれども。

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