2009年4月23日

心理学検査法 #3

例年通りに葉桜の時期に体調を崩し、
感想の入力が遅れてしまうの巻。


火曜日のテーマは、
「信頼性と妥当性ってこんなんじゃね?血液型編」。


「楽しむため」に血液型で性格を調べるのは楽しいけど、
「援助のため」に使われたら話は別よね。

『“話は別”のところを学術的に』な感じで、
構成概念妥当性やら基準関連妥当性やらをもごもご。



皆さんに出してもらった「信頼できない心理検査」の例を
当てはめつつ、小難しい時間を展開する。




また、


「出川哲郎氏だって、モテ男度検査を作れるんです
「うつ病になったことがなくても、抑うつ症状を測定する心理検査は作れるんです


…といった説明で、内容的妥当性に関する誤解も解ける。
特に後者は驚きが強かったご様子。
何より。



総評。
ぜ、前回よりはましか。
アイコンタクトもだいぶ回復。
題材の部分で、かなりネタを選んだ事もあって反応は上々。


以下、感想散見。
・足場のしっかりしたところに立って板書するよう諭される。
・回転するイスに立ってホワイトボードの上部に板書する姿がよほぼ危なそうに見えたか

・日本人の血液型の分布がクラス内で再現された事への驚き。
・こちらもまさかA:B:O:AB≒4:2:3:1が再現されるとは思わず驚きました。

・「難しかった」が「例があってよかった」というお褒めと「例の方に気を取られた」という懺悔。
・こちらも反省。例え話が大好き。

・語尾に多用される『ね』や、ドアの開閉、講義内容へのリクエストなど、建設的な意見多数。
・ありがたい。

・話の長さの割りに内容が少ないとのご指摘もあり、今後考慮が必要か。



次回はいよいよ心理検査の分類と実例をご紹介。
さぁて、図書館巡り。

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