拝受する。
申請額の約半分を2年間認めていただいた模様。
解釈するには情報が少なすぎるが、
「特別枠」ではダメだが
「非実験」よりはコストを認めてもらえたのかな?
広大なネットの匿名な情報からはまぁ平均的な額かしら。
さて、実験ソフト&PC買うか。
これで3倍の速度で今後データが収集できるとかできないとか。
2009年4月30日
2009年4月23日
心理学検査法 #3
例年通りに葉桜の時期に体調を崩し、
感想の入力が遅れてしまうの巻。
火曜日のテーマは、
「信頼性と妥当性ってこんなんじゃね?血液型編」。
「楽しむため」に血液型で性格を調べるのは楽しいけど、
「援助のため」に使われたら話は別よね。
『“話は別”のところを学術的に』な感じで、
構成概念妥当性やら基準関連妥当性やらをもごもご。
皆さんに出してもらった「信頼できない心理検査」の例を
当てはめつつ、小難しい時間を展開する。
また、
「出川哲郎氏だって、モテ男度検査を作れるんですね」
「うつ病になったことがなくても、抑うつ症状を測定する心理検査は作れるんですね」
…といった説明で、内容的妥当性に関する誤解も解ける。
特に後者は驚きが強かったご様子。
何より。
総評。
ぜ、前回よりはましか。
アイコンタクトもだいぶ回復。
題材の部分で、かなりネタを選んだ事もあって反応は上々。
以下、感想散見。
・足場のしっかりしたところに立って板書するよう諭される。
・回転するイスに立ってホワイトボードの上部に板書する姿がよほぼ危なそうに見えたか
・日本人の血液型の分布がクラス内で再現された事への驚き。
・こちらもまさかA:B:O:AB≒4:2:3:1が再現されるとは思わず驚きました。
・「難しかった」が「例があってよかった」というお褒めと「例の方に気を取られた」という懺悔。
・こちらも反省。例え話が大好き。
・語尾に多用される『ね』や、ドアの開閉、講義内容へのリクエストなど、建設的な意見多数。
・ありがたい。
・話の長さの割りに内容が少ないとのご指摘もあり、今後考慮が必要か。
次回はいよいよ心理検査の分類と実例をご紹介。
さぁて、図書館巡り。
2009年4月16日
今年は52番目。
「18・・・だと・・・?」とブリーチばりに驚いて1年。
今年は24でした、行動療法学会&認知療法学会のワークショップ数。
どんどん増える。
以下、コピペ。
10月11日(日)
午前の部
・うつ病の認知療法(入門編) 大野 裕
・教育相談・スクールカウンセリングに活かす認知行動療法
;不安の強い子への柔軟な行動技法について 神村栄一・小林奈穂美
・容易で確実な認知行動療法実施法
-教員と新任管理職の抑うつ改善を例に- 福井 至
・統合失調症の認知行動療法 池淵恵美
・教科書には書いていない 認知行動療法実践テクニック(入門者向け) 鈴木伸一
・CBTの基本モデルに沿ったアセスメントの徹底練習 伊藤絵美
・前頭前野の部位別機能強化による認知行動療法の効果増強の可能性 熊野宏昭
・学級単位の社会的スキル訓練 佐々木和義
午後の部
HELPING PEOPLE TO CHOOSE TO CHANGE:
FOCUSSED COGNITIVE-BEHAVIOURAL THERAPY FOR OBSESSIONAL PROBLEMS.
強迫性障害への認知行動療法:自分の意志で変わろうと思えるように援助する
;ポール・サルコフスキス・小堀修
※日本語の訳と解説つき
※これだけ6時間
・精神科外来診療における認知行動療法の実際 原田誠一
・ヘルピングスキル:認知行動療法における面接技法の基礎 遊佐安一郎
・外来診療における認知療法:ライブデモンストレーション 井上和臣
・「マインドフルネス以外」のアクセプタンス&コミットメント・セラピー:
;ACTの「&」の意味とは何か? 武藤 崇
・うつ病の認知療法・中級編
;-症例のみたてとソクラテス的質問法 慶應義塾大学医学部精神神経科
・発達臨床におけるエビデンスにもとづいた支援 山本淳一
・統合失調症の認知行動療法入門 菊池安希子
夜の部
・対人関係療法(IPT)の実際 水島広子
・EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)の理論と実際 市井雅哉
・動機づけ面接 導入編 原井宏明・小畔美弥子・岡嶋美代
・不良行為、非行への行動療法 杉山雅彦
・うつの集団認知行動療法-体験ワークショップ- 秋山 剛・岡田佳詠
・障害のある子どもの親に対するペアレント・トレーニング入門-プログラムの実際とその運用- 井上雅彦
・カウンセリングに活かす論理情動行動療法(入門編) 沢宮容子
10月13日(火)
・カウンセリングに活かす認知行動療法 -CBT初級ワークショップ 伊藤絵美
※これも6時間
※研究発表しない人限定
コピペで疲れる始末。
しかし相変わらず…おもしろげ。
特にこやつが奇妙に輝いて見える。
気になーる。教えてほしーい。混ざりたーい。
午前はもちろん、その他午後・夕方も迷いながらエントリー。
今年は52番目でした。
こちらの抄録は5月頭。
さてデータをいよいよ分析せねば
2009年4月15日
よびよびしんさ(仮称)
「それまでにはくしろんぶんのやくはちわりをかんせいさせてください」
ししょうのはなしだと、
あといっかげつはんごにあるらしいけど、なんのことだろう?
おいしいのかな?
帰って寝ることに。夢でありますように。
2009年4月14日
心理検査法 #2
テーマは「楽しむための心理検査と援助のための心理検査の違い」。
信頼性と妥当性を定義を紹介することと、
“信用できない”心理検査に当てはめて、体感することだったのですが。
うまくいかず。
みるみるとアイコンタクト減少。
結局、何か「お土産」を残せたのだろか。
『体感』は次回に持ち越し。
前任者の方にも気を付けるよう助言されていた
「信頼性と妥当性」の回だけにとても残念。
次回は、回収した「こんな心理検査は信用できない!援助に役立てられない!」を
使って何とか『体感』していただきたい。
とりあえず散見後の感想。
・内容的妥当性がやはりイメージしやすい様子。
・その分、勘違いも多い。
・構成概念妥当性がない=測定内容と測定目標との関連のプロセスが分からないこと?
・自分もきちんと整理が必要。
・基準関連妥当性の無い心理検査については…さすが就活中という内容。
・再現性や等質性とかはOKの模様。
意外と大仕事の悪寒。
しかし、ここをちゃんと乗り切っておきたい。
2009年4月13日
気づいた後、如何に立ち回るか
それが問題だ。
SPSS様のサイトライセンス続報を発見する。
以下、不確かな要約。
・SPSS BasicとAdvanced Statisticsのver.17
・3種のオプションは同時に使用できる人数に限りが。
・職員&学生のPCにインストールOK
・でも学外の人に使わせちゃダメよ
・インストールには①SPSSのCD、②学内サーバへの接続が必要
・①については、誰か組織単位の管理者を立ててくれれば貸すからNE!
…組織単位の管理者、だと…?
…組織(学類・専攻・学系・センター・支援室等)単位で
インストール用メディア一式を契約終了時まで貸与しますので,
希望する組織はライセンス管理者を決めた上で…
…単位が専攻、だと…?
せめて分野単位にならないかなぁ、と思いつつ、
ポチポチと「めでぃあセンター」にメールするのでした。
だって使いたいもの、俺が。
自己の研鑽に励む所存である。
人生で書いた文言の中で1、2を争う硬さの一文。
何人かの後輩から
「学振の特別研究員の申請書を見せてくれ」と頼まれる。
で、快諾する。
いや、自分も先輩のを頼み込んで見せてもらって、
ハンカチを噛みつつ、参考にしたので断る道理が無い。
道理は…ない。
内容としては以下の4つに大別。
□現在までの研究状況
・これまでの研究の背景
・問題点
・解決方策
・研究目的
・研究方法
・特色と独創的な点
・申請者のこれまでの研究経過及び得られた結果
□これからの研究計画
・研究の背景
・研究目的/内容
・研究の特色/独創的な点
・年次計画
□研究業績
□自己評価
…上から3つはさほど抵抗が無い。
ゼミやら学会やら飲み会で話している内容と大差が無いから。
問題は自己評価。
こればかりは恥ずかしい。とても読ませたくない。見せたくない。
コピー機とかに放置されてたら死ねるレベル。
ひっそりと読んで、見えないところで「プ」と噴き出す程度に留めて欲しい。
実に。
2009年4月12日
2009年4月9日
歓迎・鯨飲・陰謀
新入生歓迎会にて。
「ずっと話したかった」という熱烈な告白を
後輩(男)から受けつつ、一次会二次会ともに飲んだくれる。
自転車と飲酒の相性の悪さを確認。
べろべろべろん。
「今年度はいろいろと研究ができそうだ」という話や、
「もっと話そうぜ」という話。
「交ぜてよ!一緒にやろうぜ!」という話もあって非常に楽しかった。
…という記憶は残っている。
あとは地名とか地名とか地名とか。
会津若松、福岡、宮崎、山形×2~3、仙台、夏井川渓谷。
二次会まで行くのをためらった気持ちもあったけれど、
それなりに後輩と話せたので良しとしよう。
思うに「話しかけて来いよ!」と待ちの姿勢よりも、
ちょいちょいこちらから話かけてみて反応を見た方が良いのかも。かも。
重ね重ね、研究やら臨床、教育の話を院生同士でするのが大好きです。
例え目つきは悪くとも歓迎です。
2009年4月7日
心理学検査法 #1
寝不足で辿り着いたのは階段教室でした。
目安30名のはずが暫定的に70名前後の受講予定者。
時間割的な巡り合わせかと思います。←でもちょっとうれしい。
テーマは『心理検査で心は読めない』。
インクの染みを何と答えようとも、
質問に回答で何番に○をつけようとも、
密やかな想いやナイショな秘密、ブラックな願望はバレマセンヨ。
心理検査で測れるもの/範囲は決まっていて、想像以上に狭い。
やっぱり検査は特定の目的のために使うものなんですよと。
前任校よりもとても静かな反面、
反応が読み取りにくく苦戦。何度噛んだか分からない。
それでもアイコンタクトがたくさんでうれしい。
以下、感想文を読みながらの雑記。
・出席重視が希望らしい。
・意外にCronbachさんが好評で調子に乗りそうになる。次は…
・P-FよりSCTよりGHQより反応が大きかったのはベントン視覚記銘検査。
・「身振り手振りが大きい」という感想が多い(好意的なのが救い)。
次の火曜日が楽しみです。
遠足前的な夜更かし中
2009年4月5日
出そうとした鼻がグキッと
挫かれたかのように雑務に追われる。
レジュメ作りやら論文やらに手が回らず。
何をしていたかといえば席の引越し作業。
『新入生の席は確保する』『在学生のスペースは変えない』
「両方」やらなくっちゃあならないってのが「院生代表」のつらいところだな。
準備はいいか?オレ(の席以外)はできてる。
汗の味で発言の真偽を確かめる以外は
理想の上司なブチャラティの名セリフをもじっても状況は変わらず。
…そういや新入生用のスペースには
まだOBやらOGが放置していった産業廃棄物的遺産がしこたま残ってたり。
「6日までに残ってたら全部燃やす……汚物は消毒だ…」
こんな独り言がリアルに出ている現状。
心理検査法 準備
来週火曜日から始まる新しい『非常勤①』。
先日の研修会のあった方とは別。
科目名は「心理学検査法」。
初の通年科目で微妙にドキドキだったり。授業評価とか。
大学2年生の弟に手伝ってもらったシラバスを読み返しつつ、
準備をあれこれ。
とりあえず初回だし、用意するのはこのベストセラー(?)。
<どうも、バーナム効果です
初回ならばお試しの方も多いし、
とりあえず軽めに信頼性とか妥当性とかの前フリぐらいだろうか。
…うーむ、前任の先輩から微妙に引き継ぎ不足。
頼んでおいた講義資料がまだ見せてもらえず。
ちなみに時間と教室しか先方からも教えてもらえない。
うーん。
「不安!不安!不安!」
2009年4月2日
2009年4月1日
反応時間とlogとかそういうやつ
外れ値の恐怖に恐れ戦く。
ボタン押しまでの反応時間が指標となるデータのため、
練習やらばらつきやら正確さやらの混交が恐ろしすぎる。
…尚早反応と遅延反応の条件を意図的に緩めれば
きっと摩訶不思議な結果になっちゃったりするのだろうな…
すでに表紙がぼろぼろになりつつある「認知研究の技法(p78)」によれば、
・ある基準を設定して逸脱データを分析から除外する。
・代表値として中央値を採用する。
・データを変換する(対数変換など)。
という3つがバラツキ対策として紹介されている。
どれも心理統計の実習で学部生の方にお話した内容。
基本の「き」なんだとは重々分かっているが。
「対数変換のやり方は知っている」
「でも対数って、なんだろう」
聞けん。
今さら聞けん。
高校時代に数ⅠAしか履修しなかったツケを感じる。