2009年2月18日

「世界の合言葉は森」ではなく

プロセス。
それも共通する言語で示した形の。


件のワークショップや
今の自分の研究で目指してるものの
理想みたいな瞬間に立ち会う。


ある男の研究の存在を知る前のI氏
「ロールシャッハ・テストには信頼性がない」
「信頼性が実証されない心理査定は科学的ではない」

知った後のI氏
「そういう形で示されるなら信頼できると言えるのかもしれない」
「科学的な実証があればもっとちがう扱いになるはず」


嫉妬。
こんな風に架け橋となりうるのか。
本当に研究の内容をkwsk知ったらどう思うんだろう。
いいなぁ。



共通の枠組み、「通じるコトバ」を使った証明。
何と何の間での通じるコトバなのか?

例えば今使っているのは「認知心理学」というコトバ。
心理学の中でも基礎とか呼ばれて「人間理解」を目指すような感じの分野と、
心理学の中でも応用とか呼ばれて「援助」を目指すような感じの分野の間で通じる(?)、
通じやすいコトバ。

心理学という枠組みを出ない限りでは、かなり有効。
よく通じるだろうな。
通じたらお互いの研究テーマやその意義が分かり合えるよね。
そしたらお互いに協力できるんじゃないかな。
同じ人間を相手にしてるんだから。

じゃあ同じ人間を相手にしている人にはどんな人がいるだろう。
どんな人と協力できたらオモチロイだろうか?
自分だけオモチロイのではなく、役に立つのはどんな人との相互理解だろうか?

・精神医学をはじめとした医学領域?
・大脳生理学やら神経心理学やら、脳の研究が専門の人?
・医療にかかるお金の流れの専門家、医療経済学?



とりあえず熟考

手元で読む論文は今日のこんな気分から以下のコイツに。

うつ病の認知に関する脳機能局在
(心理学実験法の基礎的・臨床的汎用性を考える
-精神医学・社会心理学のストレス脆弱性研究から-,第25回大会 シンポジウム2)

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