2008年9月10日

研究する方法


心理学の主要な方法論である、
実験法、調査法、観察法などを修得するとともに、
心理学における研究計画を身につける。
様々なの領域から1つの領域を選択して、
心理学における研究法の基礎について学ぶ。


…という概要の講義にて、
某領域の「担当者」として学部生と一緒に研究していたりする毎日。


正直、今年度はキッツイ。
あ、誤解を招きそう。
学部生は一生懸命だし頑張っている。コミットメント良好。



問題はスケジュール。



システマティックな変更の結果、
通常であれば前半(4月末-10月末)+後半(11月-3月)の2回の実施のはずが、
今年度のみ1ヶ月ずつ期間を短縮して、
第1期(4月末-9月末)+第2期(9月末-12月末)に、
第Ⅰ期(1月中旬-3月)が加わっている模様。


果たして何が学ばれるやら。
特に後半2つに至っては正味2ヶ月もない。


お互いの自己紹介をし、
興味関心をすり合わせ、
先行研究の探し方を学び・探し・読み、
テーマと方法・分析手法を決め、
調査を計画・作成・依頼・実施・回収・入力し、
結果を分析・まとめ・考察し、
プレゼンテーション資料をまとめ・発表し、
レポートとしての論文を各員が作成する。



2ヶ月間。週1。約8回の講義で。



ハハッ、ワロス。



あれか。
もう俺がテーマから方法から調査対象まで決めて、
ただ「我が言うことを聞きたまへ」と命じ続け、馬車馬のように入力だけさせ、
置いてけぼりをくらわせる非自律的な時間を提供すればよいのか?

それともあれか。
予備調査の予備調査みたいな調査を『ぺペペッ』と、
学内の1つか2つの講義で依頼して、『うにょっ』とまとめ、
「研究ってこんなもんか」「楽チン過ぎワロタw」という
感想を抱かせるような時間を提供すればいいのか?



関わる身として頑張るしかないのだけれど。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

その乾いたワロスに全インストラクターが泣いた