週明けの月曜日、朝一番のお仕事がお休みになり、
先日、大学書籍部より
危うく何笑ってんだコノヤロウ的クレーマーとなってしまうところでした。
心?読めません。
お使いの出先。
来週に指導教員とカラオケというパラダイムシフト的イベントが開催予定。
何を歌ったものかとふと思い出す。
from Yahoo!辞書
どとう[―たう] 0 【怒▼濤】
荒れ狂う大波。激しく打ち寄せる波。
・逆巻く―を乗り切る
・―のごとき進撃
そんな感じでレファレンス様より論文の複写が届く。
合計7本。
・【不安】子どものエビデンスベースドなアセスメント方法ちょっと来い【抑うつ】
・【不安】↑の使い方を知ってる奴ちょっと来い…いや来てください【抑うつ】
・【認知的】気分障害になりやすくさせるモノって何なの?【脆弱性】
・【240語】感情を喚起させる言葉と、喚起させない言葉【集めたよ】
…などなどのログじゃなくて、論文が一気に手元に。
計¥2540也。
(´・ω・`)
拝啓 SPSS様
暦のうえでは春立ちながら、寒さはまだ去りやらぬ日々、いかがお過ごしでしょうか…
…などと筆を取りたくなるほどに、SPSS様への感謝の気持ちがあふれ出しそうです。
統計レジュメ作成中。
2要因分散分析を手計算で…のお話の続き。
手計算で、がミソ。
要因の平方和までは良い。
交互作用の平方和と誤差の平方和の求める式が長くて滅入る。
うごごごご。
実に約2ヶ月ぶりの心理統計の講義。
年末の講義を担当したことで1月は担当を外れるなどの隠れ取引の結果、
t検定とかウェルチの方法とかから2要因分散分析にジャンプしていた件。
日ごろの研究ではもはや伴侶と言うべき分散分析さん。
修論からのお付き合いの賜物か、さほど複雑さは感じず・・・だからこそ教える時に危険な悪寒。
教科書の例に沿って、
対人積極性(低 vs. 中 vs. 高)×教授法(映画 vs. 教師)の2要因(被験者間)分散分析の
結果を例示しながら進めていく流れ。
2要因分散分析をやるぞという気持ち
↓
交互作用は有意?―Yes→単純主効果は有意?―Yes→何水準?―2つ→終了
│ │ │
No No→終了 3つ以上→多重比較→終了
↓
主効果は有意?―No→終了
│
Yes
↓
何水準?―3つ以上→多重比較→終了
│
2つ
↓
終了
何か、もうこれがレジュメでいい気がしてきた件。
Cognitive Therapy and Research,27,2003,619-637
Attentional Bias and Mood Persistence as Prospective Predictors of Dysphoria
たまには研究テーマに関するお話。
趣味の本だけでなく『本業』も読んでいるという意思表示と自己暗示。
ざざざと殴り書き。
・抑うつに対するgroup sessionに参加中の大学生77名(never depressed:remitted depressed=2:1)
・階層的重回帰分析
・ストレス反応×ネガ気分への誘導前後の注意バイアスの『変化』と、
ストレス反応×"mood persistence"の2つが7週間の抑うつ気分の変化を予測するか否かを検討。
・ネガ語への注意バイアスの『変化』と"mood persistence"のどちらも有意な予測子だった。
・気分誘導前のネガ語への注意バイアスは有意な予測子ではなかった。
・ポジ語への注意バイアスも同じく。
ネガティブな言葉に注意を向けちゃうクセを持っているだけなら別に構わないけど、
気分が凹んだ時にそのクセがひどくなるようならマズイ…というお話らしい。
ただし、never depressedな人とremittedな人との間の比較は行わず。
両者の違いは認知的脆弱性にある、という感じの先行研究とは…ちょっと違う視点なのではと思うが
読み込みが足らないかも。
ほんのりと今やってる研究をザクリと否定されてみたりする。
自分の研究は、“depressed”な人の「注意バイアスの存在自体」にどういう機能があるのかという
限定的な検討になっているのだが…
しかし指標の算出が何だか難しい。
単なる勉強不足なのだけど、time1とtime2の間の変化量を求める際に、
"Standardized change scores"なる指標を算出している。
標準化された変化得点??
引用元が書籍だと手が出ないぜ。
しかし・・・何ゆえ『抑うつの認知的脆弱性』の研究というのは
「不安」の測定を行わないのだろうか。何かのポリシー?意図的な無視?
とりあえず『松』。
本買い杉。
【趣味本】
・赤朽葉家の伝説 【戦後を】祖母が千里眼、母が有名人のニート♀だけど【振り返る】
・四畳半神話大系 図書館警察希望。
・論より詭弁‐反論理的思考のすすめ 世の中が如何に論理的でないか。感覚として“仕切られる側の話の”コレっぽい。
・卒業‐雪月花殺人ゲーム 加賀恭一郎初登場の巻。
・悪夢のエレベーター ←イマココ
【臨床本】
・精神科における予診・初診・初期治療
・心理療法家の言葉の技術‐治療的コミュニケーションをひらく
・面接法 ←イマココ
さて…そろそろ師匠から『拙作』の添削版が返ってくるらしいので
ここらで趣味本は打ち止めか??